来年から電気自動車の充電料金が半分以下に下がる。
産業通商資源部は11日、電気自動車の普及拡大のため、充電料金を2017年から3年間割引すると明らかにした。まず、電気自動車充電器に賦課される電力料金のうち、基本料金は免除される。自宅で使う緩速充電器の基本料金は月額1万1千ウォン(1083円)だ。また、キロワット時(kW h)当たり52.5ウォン~244.1ウォン(約5円~24円)の電力量料金も50%割引される。環境部と事業者が運営する急速充電器についてもキロワット時当たり平均313ウォン(約31円)の電力使用料の半分が割引される。電気自動車は1キロワット時で約6キロメートル走行できる。来年からの料金割引により年間1万5千キロメートル走行する現代自動車のアイオニックは緩速充電器で夜間に充電すれば、電気料金がこれまでの40万ウォン(年39370円)から13万5千ウォン(13287円)に66%程度割引されることになる。産業部は同級のガソリン車アバンテの7.5%に過ぎない燃料費でアイオニックを使うことができると説明した。
政府は電気自動車の普及拡大のために、下半期から補助金を拡大している。7月から購買補助金が最大1200万ウォン(118万円)から1400万ウォン(138万円)に増額され、公共機関の電気自動車義務購買比率も25%から40%に高まった。