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韓-EU FTA‘毒素条項’大量含む

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/365395.html

原文入力:2009-07-12午後07:25:02
単独入手‘草案’分析…開放後退 禁止し追加開放は許容

キム・ギテ記者,ファン・ジュンボム記者

事実上の交渉妥結段階に達した韓国-ヨーロッパ連合(EU)自由貿易協定(FTA)草案に‘後戻り防止’条項,未来最恵国待遇保障など韓-米自由貿易協定でいわゆる‘毒素条項’と呼ばれた項目が相当数含まれていることが確認された。

12日<ハンギョレ>が単独入手した韓-ヨーロッパ連合自由貿易協定草案によれば、韓国とヨーロッパ連合は自由貿易協定交渉を行う過程でこういう内容を盛り込んだことが分かった。両者は協定文草案でサービスと投資部門に対して合意した開放水準を後退させる貿易措置を取らないという内容のいわゆる‘後戻り条項’に合意した。また韓国が第三国と自由貿易協定などに追加的な開放を約束することになれば、これをヨーロッパ連合にも適用するという内容を入れた‘未来最恵国待遇’条項も含ませた。

韓-ヨーロッパ連合自由貿易協定草案はこの外に牛肉輸入開放条件緩和,ヨーロッパ大規模製薬会社らの特許権保障,金融危機に対するセーフガード条件強化など韓国側に不利に解釈されうる条項を多数含んでいることが明らかになった。通商交渉本部高位関係者は「草案と最終案の内容は違う」と明らかにしたが、細部項目に対して「交渉が進行しており確認することはできない」と話した。

先立ってイ・ミョンバク大統領は11日(現地時間)スウェーデンの有力日刊紙<スベンスカ タグブルラデトゥ>と行ったインタビューで「韓-ヨーロッパ連合自由貿易協定交渉が妥結することを期待している」と話し、交渉妥結が差し迫っていることを示唆した。これと関連して政府高位関係者は「韓-ヨーロッパ連合自由貿易協定が事実上妥結したと見ても良い」と確認した。ヨーロッパ3ヶ国を歴訪中のイ大統領は13日ヨーロッパ連合議長国のスウェーデンのヨン フレデリック ラインフェルト総理と首脳会談を行う。キム・ギテ,ファン・ジュンボム記者kkt@hani.co.kr

原文: 訳J.S