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イーマートがイケアに挑戦状

登録:2015-06-08 21:45 修正:2015-06-09 06:23
 生活用品売場「ザ・ライフ」オープン
 無料配送・組立サービスで差別化
イケア光明店ショールームで展示されている組立型の棚と、棚を利用した多目的部屋のインテリア //ハンギョレ新聞社

 イーマートが国内に進出した“家具の恐竜”イケアに対抗し生活用品専門売場である「ザ・ライフ」をオープンさせる。

 イーマートは18日に新たに開店する京畿道高陽(コヤン)市の一山(イルサン)キンテックス店2階に、約3300平方メートル(1000坪)規模でザ・ライフの売場をオープンすると8日明らかにした。 ザ・ライフは、既存のイーマートにある生活用品売場とは異なり、居間、台所、寝室、子供部屋など6種のコンセプトルームを実際の住居空間と同様に演出した“ルームセット”で構成される。 家具、収納、寝装、照明、ガーデンデコ、浴室、キッズ、台所の計8分野5000品目を販売する計画だ。

 イケアとの差別点は先ず無料配送および組立サービスだ。 イケアは最低2万9000ウォン(約3100円)の配送料と別途の組立費用を払わなければならないが、イーマートはソファ、ベッド、収納棚などの大型家具に対しても無料配送および組立サービスを提供する予定だ。 特に昼12時以前の注文顧客には当日配送サービスも提供する計画だ。 顧客が自分に合う住居環境を整えられるよう、浴室および台所施工商品まで販売するデザインスタジオと顧客が自分だけの家具を作れる木工所も用意される。

 イーマートはザ・ライフ開始のために米国の大型チェーン店であるベッドバス・アンド・ビヨンド、コンテナストア、イケアH&M・ザラホームなどの住居関連グローバル企業の長所を集中研究してきたと説明した。 また、韓国内のアーチストらとの協力を通じて中央大工芸学科イ・キジョ教授の白磁シリーズのブランド「パスム」と弘益(ホンイク)大家具学科出身作家が作った原木家具ブランド「カレクリント」などを披露する予定だ。

 イーマートのイ・カプス代表は「ザ・ライフは国内流通市場で完全に新しいコンセプトと形態の専門売場であり、今後他のイーマート新規店舗にも設置を積極的に検討する」と明らかにした。

キム・ミヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/consumer/695057.html 韓国語原文入力:2015-06-08 21:26
訳J.S(961字)

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