原文入力:2009-05-29午後07:15:43
最高裁 “商標登録無効” 判決
キム・スホン記者
‘ウリ銀行’という名称は ‘私たちの’ という単語に対する一般人の自由な使用を妨げるものなので商標登録が無効という大法院判決が下された。
大法院2部(主審 ヤン・スンテ最高裁判事)は国民銀行など8ヶ都市銀行が ‘ウリ銀行’ のサービスマーク(商標)登録が無効であることを確認する訴訟で、原告一部敗訴を宣告した原審を破棄し原告勝訴趣旨で事件を特許法院に送りかえしたと29日明らかにした。8ヶ都市銀行は去る2005年 ‘ウリ銀行’ が人称代名詞を商標化し公衆が自由に使う表現を独占したとし登録無効訴訟を特許法院に提出した。
大法院は「‘ウリ銀行’ は消費者らが自身と関連する銀行を現わす日常的用語である ‘私たちの銀行’ と外観が同一で区別が難しいうえに、同一業種従事者には不便と制約が加重されるなど ‘私たちの’ という単語に対する一般人の自由な使用を妨げ公共秩序に違反する」として登録無効趣旨で破棄差し戻した。これに対してウリ銀行は「商標に対する商標法上の独占的排他的権利がなくなったとのことであり、‘ウリ銀行’ という名称を使う分には全く問題がない」と明らかにした。
キム・スホン記者minerva@hani.co.kr
原文: 訳J.S