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韓国金融再編 ハナ銀行と外換銀行が合併手続きに着手

登録:2014-08-20 00:07 修正:2014-08-20 07:51
理事会承認後に統一推進委スタート
外換銀行労組「一方的推進」に反発
ハナ銀行と外換銀行

 「ハナ銀行」と「外換銀行」が早期合併を公式に宣言した。 しかし、外換銀行労働組合が労組との協議なしに進められる早期合併に強力に反発していて、合併の過程で陣痛が予想される。

 19日、ハナ銀行のキム・ジョンジュン銀行長と外換銀行のキム・ハンジョ頭取は、新羅ホテルで「ハナ・外換銀行合併のための宣言文」を発表し、「組織の危機的状況を克服し未来の成長動力を確保するため公式的な合併手続きを開始する」と明らかにした。「ハナ金融」キム・ジョンテ会長が先月3日の記者懇談会でハナ・外換銀行の早期合併の意向を明らかにしてから約1か月で早期合併を公式化したわけだ。

 両銀行の合併は早期になされるものと見られる。 来週に理事会を開催し合併契約書を承認し、合併推進委員会をスタートさせる。 株主総会を開いて合併の承認を受けた後、金融委員会の合併認可を得れば合併は完了する。

 両銀行の銀行長は「合併手続きと併行して両銀行の労働組合とも持続的に誠実な協議を行っていく」と明らかにした。 ハナ金融ホールディング側は「外換銀行労組の合併議論拒否により交渉に進展がない状況で、労組の対応だけを待って合併時期を逃すならば営業環境の不安定性のために組織内の混乱ばかりが大きくなることが憂慮される」と公式宣言の背景を明らかにした。 労組には、雇用安定、勤労条件維持、外換銀行の独立経営維持のための努力などを約束した。

 だが、外換銀行労組は「一方的な事前合併の推進は2・17労使政合意書に正面から違反する行為」だとして「今後は対話ではなく闘争に入る」と明らかにした。 労組はキャンドル集会を開き早期合併の推進を糾弾し、今後は金融労組と連帯闘争を展開する方針だ。

パン・ジュノ記者 whorun@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/651941.html 韓国語原文入力:2014/08/19 20:54
訳J.S(898字)

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