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韓国 クレジットカード使用頻度 世界最高

登録:2014-05-11 22:44 修正:2014-05-12 07:18
2012年 年間1人当り147回使用
カナダ・アメリカ 80件余より多く
1件当たり利用金額は平均以下

 韓国が世界でクレジットカードを最も頻繁に利用する国家に選ばれた。 だが、1件当たりの決済金額は世界平均に比べて少なく、頻繁に小額中心にカードを利用する韓国人のカード利用実体が改めて明らかになった。

 金融決済院が先月30日に発表した国内外支給決済統計分析報告書を見れば、韓国は2012年一年に1人当り147回カードを利用し、比較対象である世界主要18ヶ国中でカード使用件数1位を記録した。 2,3位を占めたカナダ(88.8件),アメリカ(83.5件)との格差も大きかった。 1人当り年間クレジットカード利用金額も8625ドルで、オーストラリア、カナダに次いで多かった。 世界平均のクレジットカード利用金額は4056ドル水準だった。 ただし一件当りの利用金額は58.7ドルで、世界平均である98.7ドルより大幅に低かった。 少ない金額をしばしば利用するカード使用習慣が明らかになったわけだ。

 これは便利なクレジットカード利用インフラとの関係もある。 人口百万人当たりのPOS端末44,280台が設置されていて、この点でも世界主要国のうち1位を占めた。 人口百万人当たりのキャッシュ ディスペンサー(CD/ATM)数も2308台で世界平均の882台より2.5倍多かった。

 小切手利用は大幅に減った。2012年基準で小切手利用件数は3.0%に過ぎなかった。巨額決済手段である小切手使用は減り、小額決済手段であるカード使用は増え、カード、小切手、電子貨幣等を通した一件当たり支払決済金額は2003年から2012年の間に年平均1.6%ずつ減った。 他の国家でも同様な流れを見せており、世界主要国の一件当たり支払い決済額は年平均2.1%ずつ減った。

 直接支払カード(チェックカード)利用増加率も世界的に高まっているが、我が国の場合には特に大きかった。 2003年から2012年までの間に年平均124%ずつ増えた。支給決済院は「合理的消費を誘導するための政府政策が効果を上げた。 一定の時間が過ぎればクレジットカード利用件数に肉迫すると予想される」と分析した。 2014年3月基準で国内カード使用額の内、直接支払カードの比重は19.3%であった。 パン・ジュノ記者

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/636478.html 韓国語原文入力:2014/05/11 20:47
訳J.S(1097字)