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ソウル市、連日タクシーなだめ…今度はタクシー外部広告 拡大

登録:2013-08-18 22:43 修正:2013-08-19 06:36

 ソウル市が最近タクシー料金の夜間割り増し時間帯を深夜12時から夜11時に操り上げる方案を検討したのに続き、今度はタクシーの収益性を高めるために車両外部広告の面積を拡大すると明らかにした。 ソウル市がタクシー業界支援策を相次ぎき出していて、当初9月と予告していたタクシー料金の引き上げ時期を遅らせるのではないかという観測が出ている。 パク・ウォンスン ソウル市長は去る6月、あるラジオ番組に出演し、タクシー料金の引き上げ時期を9月頃と提示したことがある。

 ソウル市はタクシー広告の収益性を高め、タクシー運転手の処遇を改善するとして今年中にタクシー車両の外部両側に付着する広告面積を大幅に拡大すると18日明らかにした。 これに伴い、現在タクシーの両側前ドアにのみ付着している広告面積(100×20㎝)が両側の前後のドアにわたり許容され、大きさも200×50㎝に拡大する。

 市関係者は「現行許された面積だけでは広告の受注が難しいというタクシー業界の要求を受け入れた。 増えた広告収益金でタクシー輸送従事者の処遇を改善する計画」と説明した。 ソウル全体の法人タクシーの場合、この措置により毎年最大72億ウォンの追加広告収益が発生するだろうと市は予想した。 市は広告収益金の増加が輸送従事者に還元されるよう、タクシー業界と協議し、広告収益金を財源とする輸送従事者処遇改善基金を用意することにした。

 ただし市民情緒に反する広告や反社会的、美風良俗などに反する広告を遮断するために、市の事前承認制度を強化しタクシー会社が広告を直接受注せずに、タクシー組合次元で代理店を選定し広告を誘致させる計画だ。

 これに先立ってソウル市は、去る12日からタクシー料金割り増し時間帯を既存の‘深夜12時~午前4時’から‘午後11時~翌日午前3時’に調整する方案を出し、市民アンケート調査を行っている。 深夜時間帯のタクシー乗車難緩和のためと言うが「事実上の料金引き上げではないか」として反発が起きている。

パク・キヨン記者 xeno@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/600007.html 韓国語原文入力:2013/08/18 21:29
訳J.S(981字)

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