原文入力:2009-04-08午前12:41:29
トヨタ納品に続き日本代表企業に鋼板供給
イ・ヒョンソプ記者
ポスコがトヨタ日本工場に車両用鉄鋼材を供給したのに続き、ソニーの国外工場にも鉄鋼材を納品するなど、日本の代表企業に相次いで製品を供給している。トヨタとソニー、どちらも日本製でない海外鉄鋼メーカの製品を使うのは初めてだ。
ポスコは7日、日本,東京のソニー本社でLCD TV部品用の電気亜鉛鍍金鋼板を供給することにしたと明らかにした。ソニーに供給される電気亜鉛鍍金鋼板はTV内部から発生する磁場を外部に放出させ誤作動を防止する機能を持った高級製品だ。
ソニーは昨年から何回もの検査を経てポスコ製品が品質とサービスで遜色がないことを確認し、今年から供給先を多角化することになったとポスコ側は説明した。為替レート効果のためにポスコ製品価格が10%以上安くなったこともソニーの決定に影響を及ぼしたものと観測される。
ポスコの製品はソニーの日本国内工場を除く中国,マレーシア,タイ,メキシコなどの生産現場に供給される予定であり、ソニーが生産する全体LCD TVに使われる電気亜鉛鍍金鋼板の内、10%程度を占める展望だ。
ポスコ側は「トヨタに続き日本を代表する家電メーカーにも鉄鋼材を販売することになった」として「2010年以後、徐々に供給を拡大しソニーの全体使用量中の30%まで供給量を増やすことができると期待している」と明らかにした。
イ・ヒョンソプ記者sublee@hani.co.kr
原文: 訳J.S