‘サムギョプサル(豚三枚肉)の半額’部位売り上げ増
チョン・セラ記者
不況の中で豚肉需要が増え三枚肉価格が100g当たり2千ウォン台を越え‘金ギョプサル’とまで呼ばれている。これに伴い三枚肉の半額である豚前肢肉,後足肉,背肉など価格が安い部位に消費者需要が追い込まれている。
5日新世界Eマートによれば、現在の三枚肉価格は100g当たり2230ウォンで、去る2月の1770ウォンより26%上がった。前肢肉もやはり100g当たり1150ウォンで2月の930ウォンより23.7%が上がり、後足肉は910ウォンで2月780ウォンより16.7%高くなった状態だ。輸入産豚肉は高為替レートの影響で入荷量が減り、これを埋める国産豚肉も飼料価格引き上げなどの影響で全般的に価格が高まったのだ。
だが不況で窮屈な買い物かご事情のために、相対的に価格の安い豚肉需要は着実に増加している。その結果、私たちが特に好む三枚肉より、前肢肉,後足肉などの低価格部位が豚肉全体売り上げの伸張傾向をリードする形になった。
去る3月のEマート売り上げ資料によれば、全体豚肉売り上げは28.9%増えた。この内、三枚肉は前年対比19.7%が増えあたに止まり、前肢肉は53.5%,後足肉は50.5%,背肉は50.9%も大幅に跳ね上がった。新世界Eマート チョン・ヨンジュ豚肉バイヤーは「三枚肉価格は当分100g当たり2千ウォンを越える価格帯を持続すると見られるが、2千ウォンは消費者らの心理的抵抗線」として「豚肉低価格部位がよく売れる‘不況型消費パターン’がしばらく維持するものと見られる」と語った。
チョン・セラ記者seraj@hani.co.kr
原文入力: 2009-04-05 午後 09:28:12
原文:https://www.hani.co.kr/arti/economy/consumer/348175.html 訳J.S