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‘景気 底打ち接近’ 信号相次ぐ

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/347235.html

原文入力:2009-03-31午後11:30:15
鉱工業生産2ヵ月連続増加・先行総合指数 上昇転換

キム・ギテ記者,チェ・ウソン記者

昨年10月から墜落した鉱工業生産が、今年に入り2月まで2ヶ月連続増加した。今後の景気状況を予告する先行総合指数も15ヶ月ぶりに上昇傾向に持ち直すなど、急激な景気鈍化傾向が終わる信号が現れている。

31日統計庁が発表した‘2月産業活動動向’資料によれば、2月の鉱工業生産は半導体と部品,自動車などの生産増加で1月に比べ6.8%増えた。鉱工業生産は昨年10月から急激に減少したが、1月(1.6%)から増加に転じている。

昨年同月対比でも1月には鉱工業生産減少率が25.5%に達したが、2月には10.3%減少(正月連休効果を考慮する場合15.5%)に止まり、減少幅が大きく鈍化した。

企業体感景気指標も改善されている。韓国銀行が31日発表した‘3月企業景気調査結果’によると、製造業の3月業界状況企業景気実態調査指数(BSI)は57で、2月(43)より14上がった。相変らず基準値(100)を大きく下回ってはいるものの、,関連統計の発表が始まった2003年1月以後で最も大きい上昇幅だ。4月景気を推し量る展望企業景気実態調査指数も60を記録し、2月に調査した3月展望値(50)より高まった。

今後3~6ヶ月後の景気を予告する景気先行指数(前年同月比)は前月より0.5%ポイント上昇し、2007年12月以後15ヶ月ぶりに反騰した。ただし現在の景気状況を総合的に示す同行指数(循環変動値)が2月にも前月対比0.4下がり13ヶ月連続で下落傾向を継続しており、まだ景気の底を宣言するには早いことが分かった。

キム・ギテ,チェ・ウソン記者kkt@hani.co.kr

原文: 訳J.S