原文入力:2012/08/27 18:49(989字)
証券街 当分は株価下落 予想
米国で開かれた特許侵害訴訟でアップルに敗訴した三星(サムスン)電子はもちろん、三星(サムスン)グループ系列会社の株価がいっせいに下落した。 27日一日で三星電子と三星系列会社の時価総額は15兆ウォン以上が蒸発した。
三星電子の株価はこの日、9万5000ウォン(7.45%)下落した118万ウォンで締め切られた。 この日の株価下落で三星電子の時価総額は173兆ウォンから14兆ウォン減った。 証券市場で時価総額が最も大きい三星電子の株価が下落すると、この日の有価証券市場で電機電子(IT)業種指数も5%以上下がった。 三星電子の優先株はこの日7.17%下がり69万9000ウォンで締め切った。
三星系列会社の株価も揃って下落した。 電機電子分野の系列会社の下落傾向が目立った。 三星電気が6.41%、三星テックワン2.07%、三星SDIは1.74%下落した。 韓国取引所の集計を見れば、この日三星電子を含め三星グループ上場系列会社17社の時価総額(優先株を含む)は15兆2000億ウォン減った。
証券街では当分の間、三星電子の株価下落は避けられないだろうという予想を出している。 賠償額が韓国ウォンで1兆ウォンを上回る上に、今後追加的な賠償の可能性があり、携帯電話販売禁止措置も続きうるという点からだ。
これとは異なり、特許訴訟敗訴だけでは株価に大きな打撃は受けないという見解もある。 信栄(シンヨン)証券 イム・ドリ研究員は「わずらわしい訴訟が数年間続く可能性が高いが、過去にも訴訟価額の大きな法的攻防で株価が大きく波打つことはなかった」として「スマートフォンの新商品発売周期が短いので、訴訟敗訴に敏感に反応する必要はない」と話した。
一方、この日LG電子は直前取引日より2.83%上がって3取引日連続で上昇勢を示した。 また、アップル製品に部品を供給しているLGディスプレイも4.26%上がり‘敵の敵は味方’であることを見せてくれた。 クォン・ウンジュン記者 details@hani.co.kr
原文: 訳J.S