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霊光(ヨングァン)原子力発電所 6号機 電源故障で停止

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/544898.html

原文入力:2012/07/30 21:45(930字)

韓水原 "放射能漏出危険はない"
"再稼働まで最短2~3日はかかりそう"

 霊光(全北(チョンブク))原子力発電所6号機が30日午後、故障のために停止した。 核分裂を制御する制御棒駆動装置で異常が発見されたためだ。

 韓国水力原子力(韓水原)は 「この日午後2時57分頃、発電容量100万kW級の霊光原子力発電所6号機が電力系統の故障で自動発電停止した」と明らかにした。 韓水原関係者は「ひとまず表面的にあらわれた原因は制御棒駆動装置に供給される電源系統側に問題が生じたと見られる」として「正確な原因はさらに把握に努めなければならないが、外部への放射能漏出危険はない」と話した。

 霊光原子力発電所6号機は去る4月末にも核燃料棒に軽微な欠陥が発生して原子炉冷却材放射能レベルが上がるなどの問題が生じたことがある。 これに先立ち、去る3月には霊光原子力発電所2号機が特別安全点検途中に非常電力装置が故障を起こし5時間ほど電力生産が中断されもした。

 電力当局は当面の電力需給には問題がないと見通した。 この日、霊光6号機停止直後にも予備力が570万kW水準を維持するなど、電力供給が正常状態ということだ。 電力当局は予備力が400万kW以下に下がる場合を‘関心段階’として設定して対策準備に入る。 知識経済部関係者は「電力ピークは8月中旬で、現在は休暇シーズンの余裕期間であるため当面は電力需給不安につながりはしないだろう」と話した。

 だが、霊光原子力発電所6号機が再稼働されるまでに少なくとも二日以上はかかると見られ、当分電力需給に負担を与えるものと見られる。 韓水原関係者は「故障原因を把握して修理しても原子力安全委員会の再稼働承認を受けなければならない」として「発電再開までには少なくとも2~3日はかかるだろう」と話した。

チェ・ヒョンジュン、ノ・ヒョンウン記者 haojune@hani.co.kr

原文: 訳J.S