原文入力:2009-03-23午後11:47:35
第2金融圏 1ヶ月だけ先送りしても10%p加算金利
銀行圏も最高20%…家計・企業 不良催促
キム・ギョンナク記者
←主要銀行延滞利率
制度金融圏の延滞利率が最高年40%に達することが明らかになった。景気低迷に所得まで減っている状況で、金融圏の高い延滞利率は家計・企業不良を呼び起こすまた別の要因だ。
23日現在、第1金融圏の都市銀行圏延滞利率は最高年20%を越えている。特に市中金利下落で貸出金利は速い速度で下がっているのに延滞利率はびくともしない。銀行が延滞利率の上限と下限ガイドラインを固定しているためだ。
個人顧客を最も多く保有している国民銀行は延滞期間が3ヶ月以下の時は既存貸出金利に加算金利8%ポイントを追加し、4~5ヶ月は9%ポイント、6ヶ月超過は10%ポイントを上乗せしている。一例として年6%金利で住宅担保貸し出しを受けた債務者が1ヶ月延滞すれば延滞利率が14%、6ヶ月以上延滞すれば年17%の利子を払わなければならなくなる。
この銀行は特に延滞利率上下限腺を年14%,21%に固定しているため、年4%で貸し出しを受けた顧客が3ケ月以下延滞をしたとしても年14%の延滞利率を払わなければならない。
新韓銀行は延滞期間が一ヶ月未満である時は貸出金利に9%ポイントの加算金利を、一ヶ月を越えれば10%、3ケ月超えて延滞する場合には11%の加算金利を付け加える。この銀行もやはり延滞利率上下限腺を年16%,21%に置いている。ウリ銀行とハナ銀行は共に延滞初月には利子に対してのみ年17%の金利を払わせ、2月目からは元金に年17%の延滞利率を適用する。3ケ月以上の延滞利率は年19%にふわりと跳ね上がる。
SC第一銀行は5千万ウォン以下の信用貸し出しの場合、3ヶ月(90日)以上延滞した場合年25%の延滞利率を適用し、都市銀行圏で最も高い延滞利子を課していることが明らかになった。
貸出金利自体が高い第2金融圏の延滞利子賦課はより一層激しい。一般的に貯蓄銀行は延滞期間とは関係なく一ヶ月以上だけ延滞すれば該当期間の貸出金利に10%ポイント内外の加算金利を付ける。住宅担保貸し出し金利が年10~13%,信用等級7等級以下の信用貸し出し金利が年30%という点を考慮すれば、1ヶ月だけ延滞しても最大年40%の延滞利子を払わなければならないということだ。これは貸付業者の貸出金利に肉迫する水準だ。
債務者が延滞利子を払わない場合には担保物が競売へ渡ったりもする。不動産競売情報業者であるGGオークション資料を見れば、18ヶ銀行が今年に入り3ヶ月間に担保物を競売に付した件数は7014件に達する。これは昨年同期の5979件に比べ17%も急増した規模だ。家計・企業不良が速い速度で広がっている兆候と見られる。
延滞利率が高いという指摘に対して銀行圏は、延滞自体を減らすための避けられない措置という反応を見せる。ある都市銀行与信担当部長は「収益をさらに多くおさめるためにというよりは、債務者が延滞を簡単にしないようにするために延滞利率を高く設定している」として「過去には信用等級と関係なく同一の延滞利率が適用されたが、最近1~2年間は貸出金利に連動する延滞利率制度を導入している」と説明した。延滞利率の上下限腺を置いていることに対しては「再検討しなければならない部分」と付け加えた。 キム・ギョンナク記者sp96@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/345776.html 訳J.S