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"ボイストーク 通話品質、移動通信会社 わざと落とした"

原文入力:2012/06/14 21:57(1808字)

←‘ボイストーク’緊急討論  14日午前 国会議員会館セミナー室で開かれた‘カカオt-ク ボイストーク論難と網中立性’緊急討論会で参席者が討論を行っている。 シン・ソヨン記者 viator@hani.co.kr

"音声パケット損失率 最高50%"
移動通信会社 "約款どおりしただけ"
放送通信委員会‘傍観’に非難の洪水

 "移動通信社が‘ボイストーク’の通話品質をわざと落としている。" イ・ソクウ カカオ代表が、移動通信社が通話品質を落とす方式でモバイル インターネット電話(mVoIP)サービス‘ボイストーク’を事実上遮断していると主張して立ち上がった。 イ代表は14日午前、国会議員会館で民主統合党チョン・ビョンホン議員室と‘網中立性 利用者フォーラム’が共同主催した‘ボイストーク論難と網中立性討論会’に参加してこのように話した。

 イ代表は初めての発言機会がくると決心したように「移動通信会社が(ポイストークを)どのように遮断しているのかを説明する」と火ぶたを切って「ポイストークをサービス提供しながら音声がどの程度よく伝えられているかモニタリングしているが、サービス開始日の損失率は1%ほどだったが以後には12%から最大50%まで高まった」と話した。 音声データ パケットを故意に脱落させボイストークの通話品質を落としているという話だった。

 カカオがこの日午後、公式ブログにあげた音声データ損失率表を見れば、日本は0%台の損失率を、米国も1%台の損失率を着実に維持していた。 だが、国内移動通信3社は初期に比べて損失率が大きく跳ね上がった。 SKTはスタート初日の損失率が1.24%だったが、二日後に20.05%に跳ね上がり現在まで20%前後の損失率を維持している。 KTも初日には損失率が0.71%に過ぎなかったが、9日からは10%台の損失率を示している。LGU+は初日の損失率が1.13%に過ぎなかったが、6日から50%以上に跳ね上がり現在までその傾向を維持している。 イ代表は 「SKTは(7日)音声パケット脱落率が16.6666%」として「パケット6ヶ中の一つずつを故意に脱落させたという話ではないか」と反問した。 故意性が明白だという話だ。

 スマートフォン用メッセンジャーアプリケーション‘カカオトーク’移動通信会社は話にもならない主張だと反論した。 SKT関係者は「約款に(3世代(G)網は) 5万4000ウォンの料金制、(LTE網は) 5万2000ウォン料金制未満ではモバイル インターネット電話が不可能になっている」として「これを実現する方式で、許されていない料金制加入者端末から発信された音声パケットの伝達速度を遅らせ品質が出ないようにしているまで」と話した。 約款上で許されていない料金制を選択した利用者の事例まで加えた結果だという話だ。 LGU+も 「先週モバイル インターネット電話、全面許容方針を明らかにしたが、放送通信委で約款を先に直してから許容しろと言ってきて、来週の約款申告後に全面開放されるだろう」とし「(今日の発表は)カカオの明白なオーバー(過剰対応)」と反論した。

 一方、この日の討論会ではモバイル インターネット電話と関連して‘市場に任せる’という放送通信委員会に対する批判が相次いだ。チョン・ウンヒ緑色消費者連帯常任理事は「移動通信サービスはとても厳格な国家規制を受けている。 寡占市場という理由で料金制とマーケティング方法・水準まで政府がいちいち介入している」として 「どういうものはこのように強力に規制して、どういうものは自律に任せるのか、その基準が気になる」と指摘した。 チョン・ビョンホン議員も「放送通信委員会が一日前に討論会不参加を通知してきて残念」とし「言論掌握時には機敏に動いたが、2年前に開発された(モバイル インターネット電話)技術問題に関しては何の提案も出せず、調整の役割も出来ずにいて‘無策傍観委員会’と名前を変えなければならないようだ」と批判した。

イ・スニョク記者 hyuk@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/it/537777.html 訳J.S