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‘アップル変心説’に三星(サムスン)電子 株式暴落

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/533183.html

原文入力:2012/05/17 16:22(1092字)

‘モバイルDRAM供給先 多角化’うわさ
8万1000ウォン下落 43ヶ月ぶりに最大幅
‘ギリシャ不安’で自動車も下落

 国内証券市場の牽引車の役割を果たしてきた三星電子が3年7ヶ月ぶりに最大の落ち幅を記録した。 これはギリシャ発経済危機とあいまってKOSPI指数を1840台に引き下げた。 全般的な市場不安の中でウォン-ドル為替レートは急騰した。

 16日株式市場で三星電子は前日より8万1000ウォン(6.18%)下落した123万ウォンを記録した。 この日の下落幅は2008年10月24日(13.76%)以後の最大幅だ。 外国人投資家はこの日一日だけで三星電子株式25万3593株を売り越した。 取引所で三星電子の主要取引先であるアップルがモバイル DRAMの供給先を多角化するかもしれないという風説が飛び交い、三星電子の株価下落を煽った。

 この日、三星電子だけでなく三星SDIとSKハイニックスもやはりそれぞれ7.49%、8.89%急落し、LG電子も3.70%下がった. 専門家たちはアップルが日本エルピーダにDRAM生産量の40%水準を発注しても全世界モバイルDRAM市場の70%を独占している三星電子に及ぼす影響力は制限的だろうと診断した。

 ‘電車(電気・自動車)軍団’の一軸である自動車やはり株価が崩れた。 現代自動車は3.99%下がった24万500ウォンを記録し、起亜車も3.96%下落した。 前日ギリシャ政界の連立政府構成合意失敗でギリシャのユーロゾーン脱退憂慮感が高まりながら主要国証券市場が下落した結果が反映されたもの分析される。

 有価証券市場で外国人株主は今年に入って最大規模である4906億ウォンを売り越した。 今月に入り、外国人はこの日まで11日連続で売り越し、2兆7000億ウォンに肉迫する累積売り越しを記録した。 個人が2723億ウォン、機関は318億ウォンを買い越したが外国人の売り傾向に勝ち抜くには力不足だった。

 KOSDAC指数も前日より3.22%(15.49)下がった465.01で締め切った。この日ソウル外国為替市場でウォン-ドル為替レートは前日より11.60ウォン(1.01%)上がった1165.70ウォンで取引を終えた。

クォン・ウンジュン記者 details@hani.co.kr

原文: 訳J.S