原文入力:2012/03/08 21:33(870字)
企業 60% "大地震が国外・対日輸出拡大に影響"
日本の環境プラント・機械装備分野を130年間リードしてきた日立造船が8日ソウル、良才洞(ヤンジェドン)KOTRA本社で相談会を開いた。 年間売上2800億円(約3兆8000億ウォン)を上げる日立造船は「韓国は価格競争力と技術力を備えた上に安定した部品供給処としても最適なパートナー」として、韓国企業とのパートナーシップを本格的に構築する意向を明らかにした。 この日の相談会には国内企業69社が参加し船舶用エンジン部品、熱交換器、ボイラーなど65目に対して100件の相談を進める程に熱気に満ちていた。
日本大地震以後の1年間、韓国国内経済は対日輸出が増えるなど反射利益を得ていることが明らかになった。 大韓商工会議所が最近輸出企業268社を対象に‘日本大地震がわが国経済に及ぼした影響’を調査した結果、国内企業らは‘日本製品と競合する国外市場での輸出拡大’(32.1%),‘対日輸出拡大’(28%),‘日本企業の対韓投資拡大’(21.2%)等の反射利益を得たと調査された。 大韓商工会議所は 「大地震と津波で日本国内の生産技術が破壊され電力供給に支障が起き日本企業の製品生産が難しくなり韓国製品の需要が増えた側面がある」と説明した。
昨年我が国の対日輸出は大幅に増加した。去る2008年に7.1%を記録した対日輸出増加率は2009年と2010年には世界金融危機の余波で-22.9%と29.4%を記録し、昨年には40.9%に跳ね上がった。 反面、対日輸入は683億ドルで6.3%の増加に留まった。その結果、昨年の対日貿易収支赤字額は2010年(363億ドル)より大きく減少した280億ドルと集計された。
チョン・ウンジュ記者 ejung@hani.co.kr
原文: 訳J.S