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入店業者等が自発的に署名運動?

原文入力:2012/02/29 23:14(1063字)

大型マート、義務休業反対‘嘘つき説明’露見

←統合進歩党が公開した文書

統合進歩、マート側文書を公開
署名割当量配分などに介入 明らかに

 先週からイーマート・ロッテマート・ホームプラスなど大型マート3社で進行中の‘義務休業反対100万人消費者署名運動’が「入店業者等の自発的動き」と言っていた大型マートの説明が偽りであることが分かった。

 29日、統合進歩党が入手し公開した文書を見れば、大型マートは入店業者の自発的運動であると見えるよう綿密周到に署名運動を事実上指揮していた。 この文書はある大型マート本社で作成したようだと統合進歩党は主張した。

 文書内容を見れば、‘自発的に主導的役割をするテナント(入店業者)関係者1人を選定’し、事前に‘テナント店主ミーティングを通じて趣旨説明および運営協議’をするよう指示していた。 去る24日から3月1日までと定めた署名期間に毎日署名実績を地域本部担当者に午前9時までに回答しろという内容も含まれている。地域本部担当者は店舗別実績を集計し大型マート本社担当課長に再び送ることにしているなど、署名運動について垂直的な報告体系が作動していた。

 特に‘関連進行事項の一切はテナント協会が主管するので当社店舗が前面に出る誤解がないよう注意’しろと注文するなど、大型マートが署名運動に介入した情況が見えないように努めた。

 文書には大型マート2600人、スーパー200人と署名割当量まで定めていた。 一週間という短い期間で割当量を満たさなければならない各大型マート店舗では、入店業者の派遣職職員にまで義務休業に反対する署名を強要している。 大型マート3社は最近、出勤朝会時間や業務時間に管理職職員により派遣職員に署名を要求させたり、勤務中に会うお客さんからも署名を集めろと指示した。

 民主労総サービス連盟と特別法推進のための全国連席会議は29日、ホームプラス ソウル、永登浦(ヨンドンポ)店前で大型マート3社を糾弾する合同記者会見を行い「財閥流通企業は消費者と入店商人を前面に出して自分たちは裏に隠れて言論に露出しないようにする不道徳性を如実に見せた」とし「消費者により必ず非難と審判を受けることになるだろう」と主張した。

パク・キヨン記者 xeno@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/521485.html 訳J.S