原文入力:2012/02/22 20:31(1234字)
←セメント業界とレミコン業界間の価格紛争で、全国のレミコン工場が操業を中断した22日午後、ソウル、松坡区(ソンパグ)、風納洞(プンナプトン)のあるレミコン業者工場内に車両が駐められている。 シン・ソヨン記者 viator＠hani.co.kr
セメント・建設業界と価格紛争
"供給が2～3日途切れれば工事に支障"
全国のレミコン工場が22日セメントとレミコンの価格紛争でほとんどの操業を中断した。 レミコンの生産中断が長期化する場合、建設工事に支障がでると憂慮される。
中小レミコン企業等の集いである韓国レミコン工業協同組合連合会はこの日予告どおり750余りの所属会社がいっせいに操業中断に入ったと明らかにした。 連合会のカン・ムンヒョク理事は「会員会社が全員今日から操業中断に入った」として「セメント価格を調整するか建設業者がレミコン価格を引き上げるか、二つのうち一つでも貫徹されなければ操業を再開しない」と話した。 ユジン、サムピョなど大型レミコン企業等も中小企業等が車両を動員してレミコン出荷を防ぐ兆しを見せるや操業を中断した。
レミコン業界はセメント業者が年初にセメント価格をt当たり6万7500ウォンから7万6000ウォンに引き上げたが、それを撤回するか引上げ幅を下げることを要求して先月末に操業中断を予告していた。 セメントはレミコン生産コストの約30%を占める。 セメント価格の上昇を撤回しなければレミコンの生産原価が上がるだけに、建設業界がレミコン価格を引き上げなければならないというのが業界の立場だ。
これに対して建設業界は先にセメント価額上昇分を交渉を通じて下げてこそ、レミコン価格を一部引き上げることができるという立場だ。 31社の大型建設会社資材担当の集いである建設資材職協議会イ・ジョンフン会長は「レミコンの原材料であるセメント価格が決まった後にレミコン価格が調整されるのが順序」として「建設業界が先にレミコン価格を引き上げなければならないという主張は前後が合わない」と主張した。
レミコンの最大需要者である建設業者は、操業中断に備えてレミコンを必要とする作業を操り上げて終えたり、最大限に後回しにして他の作業を先に進めるなどして、この日は工事に支障をきたさなかった。 しかし操業中断が長くなれば打撃が避けられないと見られる。
建設業界のある関係者は「レミコンは持って来たらすぐに使わなければならない資材なので、工事現場が多い大型・中堅建設会社の場合、レミコン供給が2～3日以上途切れれば工事に支障が生じるだろう」と話した。
パク・ヒョン、チェ・ジョンフン記者 hyun21＠hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/520377.html 訳J.S
