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町内自営スーパー 4000店余 農心ラーメン 不売運動 なぜ?

https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/513223.html

原文入力:2012/01/03 22:17(1147字)

自営スーパーへの供給価格12%上げ
消費者価格は6%だけ上げる
小売店 "マージン掠め取った" 反発

 町内自営スーパーの主人が農心側のマージン抜き取りに怒り、農心商品を片づけ売らない運動に乗り出した。

 ネイバーカフェ‘良いスーパー作り運動本部’は去る1日から12日間、農心製品不売運動に突入し、3日現在4000人余りの町内自営スーパー主人たちが参加していると明らかにした。 去る12月初め、農心がラーメン価格を引き上げ、推奨消費者価格は6%だけ上げ、代理店が自営スーパーに供給する納品価格は12%上げる方法で小売流通店のマージンを掠め取ったことが理由だ。

 ソウルのある町内自営スーパーと代理店の取引明細書を見れば、辛ラーメン マルチパック(5ヶ入り)が8個入っている一箱納品価格は11月末の2万400ウォンから12月初めには2万3700ウォンへ3300ウォン上がった。 反面、辛ラーメン1個の推奨消費者価格引き上げは50ウォンにしかならなず、町内自営スーパーが辛ラーメン マルチパック8ヶ入り一箱を売って追加で得る売上は2000ウォンに過ぎない。 町内スーパー主人側から見れば価額上昇前に比べて1箱当たり1300ウォン程度の損害をこうむるわけだ。

 安城(アンソン)湯麺マルチパック8ヶ入り箱納品価格も1万8700ウォンから2万1300ウォンに上がり、同じ方式で計算すれば町内スーパーは価額上昇前より1箱当たり600ウォンずつ損害をこうむる。 この自営スーパーの主人は「製造業者が価格を引き上げる時は、小売り商のマージン率を落とさないことが流通業界の慣行なのに、農心が自ら業界の慣行を破った」と主張した。

 このカフェでは‘農心製品不売運動’に参加する方法で農心ラーメンだけを割引販売をしなかったり、よく見えない所に陳列する方式などが提案されている。 農心ラーメンは消費者価格をそのままにし、陳列棚の前面に三養(サムヤン)とオットゥギなど農心の競争業者の製品を陳列しようということだ。 良い自営スーパー作り運動本部オム・テヒョン カフェ管理者は「農心営業本部に不公正取引に関する問題提起をしたが公式的な答弁を聞くことができなかった」と話した。

 これに対して農心側は「納品価格は代理店と小売店間の問題」として「製造業者は代理店の価格決定に関与することはできない」と明らかにした。 キム・ソンシク記者 kss@hani.co.kr

原文: 訳J.S