本文に移動
全体  > 文化

‘屈辱韓国映画’ …占有率6年ぶりに41%に墜落

原文入力:2008-12-11午前10:02:13
スクリーンクォーター縮小余波…“5年内に20%台縮小予想
”米国映画50%台肉迫…韓国で売り上げ4000億ウォン台

イ・ジェソン記者

我が国映画市場で韓国映画の占有率が6年ぶりに初めて40%台に墜落したことが分かった。
映画振興委員会が10日発表した‘韓国映画産業統計’(2008年1~11月)によれば、韓国映画の国内市場占有率は41.6%であった。これは2007年の50.8%はもちろん2006年の63.8%に比べて大きく下落した数値だ。韓国映画占有率が50%以下に落ちたのは2002年の48.3%以後初めてだ。韓国映画の沈滞とともにスクリーンクォーター縮小の余波が本格的に押し寄せてきている。

反面、今年米国映画の国内市場占有率は49.6%で2007年の49%(2007年以前はソウル地域統計)と大差ないが、2006年の34.9%からは大きく増えている。スクリーンクォーターが146日から73日に縮小された時点が2006年7月1日からだったことを勘案すればスクリーンクォーター縮小以後、米国映画の占有率が本格的に高まった事実を知ることができる。金額で計算すると米国映画会社らが今年一年に韓国映画市場であげた売り上げ(直配+収入)は4271億ウォンだった。

これに対してヤン・ギファン スクリーンクォーター文化連帯事務局長は「一時期、韓国映画配給パワーがハリウッドと対等になり韓国映画義務上映日数だった146日を越えたが、現在はもう韓国映画はそんな力を急速に失っている」として「韓国映画占有率は今後は5年以内に今の半分の20%台にさらに低下するだろう」と見通した。韓国映画の危機がより一層深くなる中で競争力がある映画を作り出せなければ配給力がさらに落ちるほかはないから、結果的にハリウッド映画に市場支配力を完全に奪われるという主張だ。

今年の一年で最も興行に成功した映画は668万5742人が観覧したキム・ジウン監督の<良い奴,悪い奴,おかしな奴>であり、その次は<追撃者>(507万1578人),<カンフーパンダ>(467万3009人),<マンマミア>(448万6235人)等の順だった。

一方、外国映画の配給会社別占有率はパラマウントとドリームワークスの国内配給を代行するCJエンターテイメントが24.5%で1位を占め、UPIコリア(18.8%),韓国ソニーピクチャーズ...(12.7%),ワーナーブラザースコリア(10.4%)が後に続いた。20世紀FOXは6.7%でしんがりだった。今年の外国映画興行作10編中にもフォックスの作品は一つもなかった。

業界関係者はフォックスの不振について「韓国支社の社長がしばしば変わりベテラン職員らが会社を去った後マーケティング能力が大きく弱まった」と話した。

https://www.hani.co.kr/arti/culture/movie/326957.html

イ・ジェソン記者 san@hani.co.kr
 
原文: 訳J.S