原文入力:2011-01-25午前08:36:33(1383字)
キム・ドヒョン記者
←キム・ドヒョン文化部門編集長
"韓国の所属会社はいったいどうしてそうなのか。トラブルばかり起こしていて。" 韓流アイドルグループの最大消費市場である日本では、東方神起に続いてKARAメンバー3人の所属会社契約解約宣言事態が勃発するや理解し難いという反応が主流だ。
それもそのはず、日本ではこの種の紛争がほとんど眼につかない。日本最高人気アイドルグループであるSMAPは、1991年の結成以後 今まで20年間 日本国民に愛されており、人気アイドル グループ アラシも10年を超えて人気を享受している。
日本アイドル グループの長寿の秘訣は合理的な契約関係があるためだというのが日本芸能関係者の話だ。日本5大メジャー報道機関傘下雑誌社の芸能担当記者は最近<ハンギョレ>の電子メール取材で「東方神起の場合、13年の契約が問題の一つとして議論されているが、日本では1~2年契約が普通」と話した。すなわち、契約期間中に人気を得て金を稼ぐようになれば翌年には年俸が上がるシステムということだ。また、月給制を施行して人気のない所属芸能人にも生計を保障し所属会社への忠誠度を高めているという。
日本式の合理的収益分配以外にも所属芸能人との人間的な関係維持も日本芸能マネジメントの特徴だ。芸能人マネジメント管理の経験がある ある日本人は 「芸能人を商品として扱うのではなく人間として対等な関係で尊重しマネジメントする側で対応した経験がある」と話した。
所属会社のDSP側に契約解約を宣言したKARAメンバー3人が「所属会社が地位を悪用しメンバーが望まない芸能活動を無条件強要、人格冒とく、詳しい内容の説明もせずに結んだ無断契約などでメンバーらに精神的苦痛を抱かせた」と主張した内容とは対照的な内容だ。
記者も2009年 東京特派員時期に女優やモデルたちが所属する小さな企画会社の印象的な契約内容に驚いたことがある。「甲は乙に対し社会通念に外れる肉体的・精神的苦痛を伴う労働を強制しない」「甲は所属モデルと女優の特殊能力を向上発展させるために常に正確な判断に基づき出演を決め、日程を調整しなければならない。」
この会社の社長であるササキ マスミは 「人が商品であるため管理することがかなり難しいのが芸能ビジネスだが、所属俳優を単純に芸能人として管理するのではなく芸術家の素養を備えさせることに重点を置いている」と話した。
もちろん日本でも所属会社との葛藤や意見の差異により所属会社を離れる芸能人も少なくない。大多数が所属会社を離れる前より人気を得ることができずに消えるケースが多いが、アイドル出身俳優の本木雅弘(2009年アカデミー外国語映画賞を受賞した<おくりびと>主人公)のようにさらに人気を得る場合も少なくない。少なくともJYJのように、強大な力を持った所属会社を去ったという理由で地上波音楽プログラム出演が源泉封鎖される事態はない。
文化部門編集長 aip209@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/460369.html 訳J.S