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パク・チャヌク監督、カンヌ映画祭の審査委員長に…韓国人初

登録:2026-02-27 08:00 修正:2026-02-27 08:37
パク・チャヌク監督=CJ ENM提供//ハンギョレ新聞社

 パク・チャヌク監督が、今年5月に開催されるカンヌ国際映画祭で審査委員長に就任する。カンヌ映画祭は26日、「パク監督に第79回カンヌ映画祭の長編コンペティション部門の審査委員長を委嘱した」と発表した。韓国人がカンヌ映画祭の審査委員長を務めるのは初めて。

 カンヌ映画祭のティエリー・フレモー執行委員長は、「パク監督の独創性、視覚的掌握力、そして奇妙な運命を持つ男女の多層的な衝動をとらえる能力は、現代映画史に記憶に残る瞬間を提供してきた」と任命理由を語った。また「韓国は毎年宝石のような作品を生み出し続けている偉大な映画大国であり、映画人を敬う空間で数百万人の観客を魅了する主要な現代の傑作を生み出してきた」と語り、韓国映画への敬意を表した。

 パク監督は「映画館が暗いのは、私たちが映画の光を見るためだ。私たちが映画館の中に自分を閉じ込めるのは、映画という窓を通して私たちの魂を解放するためだ。映画を見るために映画館に閉じ込められ、審査員たちと議論するためにまたも閉じ込められるという、この自発的な二重の束縛は、私が非常に楽しみにしていたこと」だと述べて受諾を表明した。続けて「憎悪と分裂の時代に、一つの映画を一緒に見るために映画館に集い、息と心臓の鼓動を合わせるという単純な行為そのものが、それそのものとして感動的であり、普遍的な連帯の表現だと信じる」と語った。

 パク監督はカンヌ映画祭と縁が深い。2004年に「オールド・ボーイ」でコンペ部門に初ノミネートされ、審査員特別グランプリを受賞。2009年に「コウモリ」で審査員賞、2022年に「別れる決心」で監督賞を受賞し、「カンヌ・パク」という愛称も得ている。2017年には審査員を務めた。パク監督のほか、これまでに1994年にシン・サンオク監督、2009年にイ・チャンドン監督、2014年に俳優チョン・ドヨン、2021年に俳優ソン・ガンホ、2025年にホン・サンス監督が審査員を務めている。

 カンヌ映画祭の審査委員長は、世界的な映画の巨匠が務めてきた。昨年はフランスの俳優ジュリエット・ビノシュが務めた。歴代の審査委員長にはスパイク・リー、ペドロ・アルモドバル、コーエン兄弟、スティーブン・スピルバーグ、ロバート・デ・ニーロ、ウォン・カーウァイ、マーティン・スコセッシ、クリント・イーストウッドらがいる。

 第79回カンヌ映画祭は、今年5月12日から23日までフランス南部のリゾート都市カンヌで開催される。

キム・ウンヒョン先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/1246693.html韓国語原文入力:2026-02-26 14:11
訳D.K

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