原文入力:2010-07-18午後10:29:26(1393字)
学生活動・京城風景 生き生き
↑ソウル西小門、貞洞一帯の風景を見せる在学生400人余りの超大型団体写真。 1916~22年頃に撮ったもので、写真全体の長さが2.6mに達する。全校生400人余りが西小門の丘の頂上にある学校前に整列した様子をパノラマ構図で撮影した。現ソウル市立美術館(旧 大法院)場所にあった朝鮮総督府土地調査局の木造建物(①)、旧培材学堂東館(②:現 培材学堂歴史博物館)と本館(③:現培材学堂財団建物跡),ソウル城郭(④)貞洞教会(⑤)の古の姿が順に見える。当時の西小門・貞洞一帯主要建物と地形配置を全体的に眺望した唯一の写真であり史料的価値が高い。培材学堂歴史博物館提供(※クリックすればさらに大きく見ることができます)
近代教育がまさに歩みを始めた20世紀初め、この地の先祖たちの学校生活はどんな様子だったか。
ソウル、貞洞の培材学堂歴史博物館(館長 キム・ジョンホン培材大教授)は1910~20年代の培材学堂学生たちの生き生きした学校生活の様子を示す未公開貴重写真を発掘し18日に公開した。これらの写真は1914年、1917年の卒業写真をはじめ国内で最も古い卒業アルバムの一つである1918年アルバムと1920~40年代のアルバムを通じて培材学堂で行われた近代教育と学生活動、その背景として登場する当時の京城(ソウル)風景などを見せてくれる。
←1930年代、ソウル昌徳宮正門である敦化門付近で通学中の培材高等小学校の学生たち。培材学堂歴史博物館提供
展示を企画したキム・ジョンホン館長は 「制服をきちんと着た学生たちが、近代都市に変貌して行った京城の風景を変える上で重要な視覚的要素として作用したという点が注目される」として「当時のアルバムに含まれた豊かな学窓生活の面々は入試のために無味乾燥になったこの頃の卒業アルバムと興味深い対比を見せる」と話した。写真は来る23日に開幕するこの博物館の開館2周年企画展‘卒業アルバム-培材学堂卒業アルバム125年の話’展(来年7月23日まで)にリリースする予定だ。
ノ・ヒョンソク記者 nuge@hani.co.kr
←1943年日本式下着フンドシを付けて川岸で水泳して撮った記念写真。培材学堂歴史博物館提供
←1933年慶州修学旅行を撮った写真。仏国寺と石窟庵、瞻星台などを覆い隠す学生たちの姿が異彩を放つ。培材学堂歴史博物館提供
←1936年卒業アルバム写真. 学生たちが互いにうつ伏せになった姿勢で交わり培材学堂の学校標識イメージを作った。 培材学堂歴史博物館提供
←1920年代の化学授業風景. 培材学堂歴史博物館提供
←1927年 崩れかけたソウル城壁の前で撮った11回卒業生記念写真(1927)
←1920年代 校庭でテニスをしたり室内で卓球をする様子。
←1936年に撮った雄弁部サークルの練習風景。様々な姿勢で演説者をまねる姿がおもしろい。
←1933年 培材高等小学校のある昼休み。昔も今も教室で弁当を食べるのは楽しい。
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/430948.html 訳J.S