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韓国の有名歌手ソン・ガイン「日本軍『慰安婦』被害者の方々を忘れない」…献呈曲発表

登録:2022-01-03 06:02 修正:2022-01-03 06:56
ソン・ガイン、献呈曲「時間がとどまる場所」リリースヘ 
ソン・ガイン=ポケットドールスタジオ提供//ハンギョレ新聞社

 韓国の歌手ソン・ガインが日本軍「慰安婦」被害者に捧げる献呈曲「時間がとどまる場所」を来月4日発表する。

 ソン・ガインの所属事務所「ポケットドールスタジオ」は12月30日、「今回の新曲は日本軍『慰安婦』被害者の方々を記憶に留めると共に、より良い世の中のために努力した方々に敬意を表するための曲」だと説明した。

 同曲は「慰安婦」被害者の故キム・ハクスンさんが被害事実を初めて公表してから30周年であり、平和の少女像建立10周年を記念する「草笛プロジェクト」の一環として制作された。歌詞は少女像を制作したキム・ウンソン氏がモチーフを提供し、セッションで使われたテグム(横笛の一種)は韓国放送(KBS)国楽団副団長が担当した。ソン・ガインはキム氏の要請に快く応じたという。

 ソン・ガインは今年1月、離散家族と故郷に帰れない失郷民(分断と朝鮮戦争によって故郷に帰れなくなった南北の人々)の苦しみと哀歓を表現した「望郷歌」も発表する予定。

チョン・ヒョクジュン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/1025459.html韓国語原文入力: 2021-12-31 02:34
訳H.J

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