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進歩の新しい下絵‘草の根福祉連合’

原文入力:2010-01-22午後08:19:37(864字)

イ・チュンシン記者

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<パンと自由のための政治>
李明博政府2年、韓国政治と社会はどのように変わったか? 進歩政治学者ソン・ホチョル教授はこの間に燃え広がった双龍車,狂牛病,龍山問題などを一つ一つ振り返りその変化に注目する。結論は退行だ。庶民の暮らしはさらにパサパサするようになり、民主主義と人権は‘ブルドーザー’の前に力なく踏みにじられた。<パンと自由のための政治>は2008年日刊新聞に書いた政治論評と昨年からインターネット新聞に書き続けたコラム,そして新たに書いた文をまとめた。李明博政府のスタートを可能にした民主化運動陣営の誤りに対する自己反省から始め、現実分析と今後進歩陣営が進む方向を提示している。

改革勢力も進歩勢力も危機に陥った状況で、今年の地方自治体選挙,2012年総選挙と大統領選挙など政治の季節が足早く近づいている。ソン教授は最近進歩陣営で論争の種に浮上した‘反MB選挙連合’に対する解決法を提示する。「民主大連合はすでに死に、‘殺害の主犯’は民主党だ。」反MB連帯がまともに作動するには民主党の左傾化と脱覇権主義が先行しなければなければならないと彼は主張する。進んで党の境界を崩す解体主義的発想も一方法として提示する。MBばかりでなく金大中,盧武鉉を共に越える新しい枠組みの種も必要だ。MB式右派新自由主義だけでなく、金大中・盧武鉉式左派新自由主義も乗り越えなければならない。既存政治勢力や政派が連帯する上層部連合を越え、民生を中心に大衆の中から‘草の根福祉連合’を作り出すことだ。これが彼が語る‘パンと自由(そして平和と生態)の政治’だ。ソン・ホチョル著/ハッピーストーリー・1万3000ウォン.

イ・チュンシン記者cslee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/book/400534.html 訳J.S