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地上波 終日放送 10月から可能

https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/550704.html

原文入力:2012/09/07 20:10(1048字)

放送通信委員会 決定…ケーブル業界は反発

 地上波放送社が開局50年余ぶりに24時間終日放送ができるようになった。 <韓国放送>(KBS) 1テレビは10月から24時間、<文化放送>(MBC)と<SBS>は21時間放送を準備している。

 放送通信委員会は7日の全体会議で地上波テレビの放映許容時間を現行19時間から24時間に拡大することを決めた。 これに伴い、地上波放送会社は10月から24時間放送が可能になる。

 これまでケーブル・衛星・IP TV等の有料放送は24時間終日放送が可能だったが、地上波は午前6時から翌日午前1時までの19時間だけが可能だった。 電力浪費最小化と後発事業者であるケーブル チャンネルの競争力向上が時間規制の理由であった。 オリンピックやワールドカップ中継時は事前承認を受けて放送時間を臨時的に延長してきた地上波放送会社は他の放送事業者との差別解消を要求してきた。

 地上波は1961年韓国放送テレビが正式開局し一日4時間30分の放送で出発した。 1967年朝放送(午前6時30分~9時)が始まり、1996年には朝放送が正午まで拡大した。 2005年からは昼間放送(正午~午後4時)が許された。

 放送通信委員会は終日放送を許容し一日最小19時間以上の放送を義務化した。 また、深夜時間帯(午前1~6時)の再放送比率は40%、19才以上等級の成人番組比率は20%以内とする勧告案を付けた。

 今回の措置により韓国放送1テレビが最も早く24時間放送体制に入る。 ペ・ジェソン韓国放送広報室長は「1テレビは10月から24時間体制に突入し、2テレビは一ヶ月後に19時間体制で運営する予定」と話した。 文化放送は10月、SBSは11月から21時間放送を推進している。

 地上波終日放送が良質のコンテンツを提供するよりはドラマなどの再放送で電波浪費をするという憂慮も出ている。 特に有料放送側が反発している。 韓国ケーブルTV放送協会は「地上波終日放送許容は放送市場の地上波寡占固定化と媒体間不均衡を招き、コンテンツ産業を後退させる」という意見書を去る6日放送通信委員会に提出した。

ムン・ヒョンスク先任記者 hyunsm@hani.co.kr

原文: 訳J.S