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社説・コラム
[社説]映画‘江汀’の拒否、第2の‘ルツボ’を恐れたのか
登録:2012-01-17 14:44
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https://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/514971.html
原文入力:2012/01/16 19:22(1192字)
済州(チェジュ)の江汀の村では10日祈祷中の修道女や修道士と踊っていた幼い生徒たちが警察に連行された。まさにその日ソウルでは海軍基地建設の反対闘争を盛り込んだドキュメンタリー<チェムドキュ江汀>のインディプルロス(独立プロデュース映画の専用館)の封切りが不許可になった。 インディプルロス運営委員会が上映するよう審議決定したものを所有権者である映画振興委員会が拒否したのだ。江汀の村の真実はこのように徹底して隠蔽されている。‘PD手帳’や‘ネズミの絵’の起訴、‘ミネルバ事件’などに表れたところだが、表現の自由に対するこの政権の恐ろしさは江亭の村で究極に達したようだ。
<チェムドキュ>は監督8人が製作した江汀の村の100日間の記録だ。彼らは才能寄付とともにカメラなどを売って製作経費に当てることもした。配給も公的機構に任せて、収益と著作権も社会に還元することにするなど社会的製作の新しいモデルを創り出した。さらに監督たちはそれぞれ独特の視点で江汀の村と海軍基地建設問題を多様な角度で取り上げて、深みのある理解を可能にした。昨年‘この年の独立プロ映画人’賞を受けたのはそのような努力の結果であった。釜山映画祭など格のある映画祭に招請されるなど映画としての意義も大きかった。そのような映画が公共のスクリーンに上げられないとは、李政府と映振委の反文化主義に驚かされるばかりだ。
独立プロ映画は商業性を排除する。そのため映像や言語、解釈などで商業映画の限界を越える。芸術とメディアとして映画の幅を広げたが、権力との関係ではあつれきが生じたりするのはそのような理由からだ。李政権は発足時から独立映画に拒否感を見せていた。支援予算を縮小して、映画界に任せていた専用映画館を映振委の手に戻した。問題の映画に対する自己検閲をいつの間にか可能にしたわけで、それが今回露骨に表れたのだ。
第2の‘ルツボ’の事態が心配になったのだろうか。実際、済州(チェジュ)海軍基地問題にはあのように影響を広げる余地が多い。政府の欺瞞で共同体が分裂解体されて、国家が暴力で主権者を締め付けて追いやり、権力と資本の貪欲が生命を破壊して平和の夢を踏みにじり、そのすべてのことが国家という名で正当化された所が江汀の村だ。そのために修道女の祈祷や子供たちの踊りまで妨害したのかも知れない。放送、インターネット、壁の絵、そして今や映画にまでいたった抑圧、しかし、それは結局自分の目を覆うにすぎないわけだ。目の見えない政権は失敗するほかはない。
原文: 訳T.W
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