法務部の仮釈放審査委員会は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の義母のチェ・ウンスン氏(77)に対し、仮釈放適格決定を下した。
法務部は8日、「本人(チェ・ウンスン氏)は先月明らかにしたように『本人が論争の的となり国民たちが懸念することを望まない』という意思を維持」したが、仮釈放審査委員会は年齢・刑期・矯正成績・健康状態・再犯の危険性などを総合的に考慮し、全会一致で「適格」を決定したと明らかにした。チェ氏は、通帳の残高証明書偽造で懲役1年の判決を受け服役中。チェ氏は4月と2月の2回にわたり仮釈放の審査対象となったが、不適格判断を受け、最終リストに含まれなかった。
法務部の仮釈放審査委はこの日、受刑者1140人に対する仮釈放の可否を審査した。このうちチェ氏を含め適格と決定された受刑者650人は、法務部長官の最終許可を受け14日午前10時、全国55カ所の矯正施設から出所することになる。