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韓国を訪問した外国人患者、60万人で過去最多…半数は皮膚科・美容整形外科を受診

登録:2024-04-30 06:04 修正:2024-04-30 06:52
ゲッティイメージバンクより//ハンギョレ新聞社

 昨年、韓国を訪れた外国人患者が初めて60万人を突破し、過去最多を記録した。国籍別にみると、日本人患者が最も多く、半数以上が皮膚科と美容整形外科を受診した。

 保健福祉部は29日、昨年韓国を訪れた外国人患者は計60万5768人(複数受診を除く)で、新型コロナウイルス感染症の影響が残っていた2022年より2.4倍(144.2%)増えたと発表した。2009年に集計を始めて以来、着実に増加していた外国人患者は、2019年に49万7464人まで増加した。しかし、コロナ禍で11万7069人(2020年)まで急速に減少。外国人患者は、国内に居住していない外国人でありながら、健康保険の加入者や被扶養者ではない患者を指す。単なるコロナ検診、相談、非対面、代理処方患者は集計に含まれていない。

 国籍別にみると、昨年198カ国の外国人患者が韓国を訪問しており、そのうち日本人(割合31.0%)が最も多かった。日本人患者が外国人患者のうち最多だったのは今回が初めて。その次は中国(18.5%)、米国(12.7%)、タイ(5.1%)、モンゴル(3.6%)の順だった。台湾(2.1%)は集計以来最も多くの患者が訪れ、全体の国々のうち2022年に比べて増加率が最も高かった。診療科別にみると、全体の半数以上が皮膚科(35.2%)と美容整形外科(16.8%)だった。皮膚科、韓方統合、検診センターなどは、外国人患者が2022年より2.6~6.6倍増えた。

ソン・ジミン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/health/1138558.html韓国語原文入力:2024-04-29 14:03
訳H.J

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