韓国のゴルフ人口が日本を追い越したことが分かった。
韓国レジャー産業研究所(所長ソ・チョンボム)が15日発表した「韓国と日本のゴルフ場産業の比較」資料によると、韓国の2021年のゴルフ人口は564万人で、日本の560万人を上回った。韓国のパブリックゴルフ場の平日のグリーンフィー(ゴルフ場の使用料)は5月基準で17万3700ウォン(約1万8100円)で、日本の5621円より3.1倍高いことが分かった。
韓国のゴルフ場市場規模(グリーンフィー+カートフィー+飲食料費+キャディフィーを含む)も、2021年には8兆5533億ウォンに達し、日本(8兆6857億ウォン)の98.5%に迫る水準に上昇した。韓国の市場規模は2011年より2.16倍成長した。
ゴルフ参加率も韓国が日本より2倍多いことが分かった。韓国は13歳以上の人口のうちゴルフに参加する割合が10.2%(2021年)で、日本の15歳以上の人口のゴルフ参加率5.7%(2021年)より高かった。韓国レジャー産業研究所は「韓国は全国民の10人に1人がゴルフをしているが、日本は20人に1人がゴルフをしているといえる」と説明した。
一方、韓国のパブリックゴルフ場の平日グリーンフィーは2011~2022年で57.8%急騰したが、日本は14.7%下落した。くわえてカートフィーとキャディフィーまで含めたグリーンフィーの韓日間の格差はさらに広がる。
日本のゴルフ場のほとんどはセルフプレーが一般化されているが、キャディー同伴の場合、キャディフィーは1人当たり3千円程度で、カートフィーはほとんどかからない。
韓国レジャー産業研究所のソ・チョンボム所長は「韓国のゴルフ人口が日本を追い越したが、韓国のゴルフ場グリーンフィーは日本より3倍以上高い。韓国でゴルフが真のスポーツとして生まれ変わるためには、グリーンフィーの引き下げはもちろん、キャディー選択制が拡散されなければならない」と述べた。