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韓国のマンション崩壊事故、発生から15日目で2人目の行方不明者発見か

登録:2022-01-26 02:34 修正:2022-01-26 07:33
25日、救助隊員たちが崩壊事故で5人の労働者が行方不明になっている光州市の花亭アイパークマンション201棟の31階を捜索している=光州消防安全本部提供//ハンギョレ新聞社

 労働者1人が死亡し、5人が行方不明となっている光州市(クァンジュシ)の花亭アイパークマンション201棟崩壊事故現場で、血痕や衣服が見つかり、救助当局が行方不明者であるかどうかを確認している。

 中央事故収拾本部(中収本)は25日夜、緊急ブリーフィングを開き「タワークレーンがある27階2号室を内視鏡で探索したところ、血痕、衣類、人の形とみられる物体を発見した」と発表した。

 中収本はこの日午後5時30分ごろ、27階で血痕と行方不明者が着ていたと推定される作業服のようなものを発見し、午後6時40分ごろに内視鏡を投入してこれを確認した。

 中収本はこの日午後5時のブリーフィングで、「本日、血痕や遺体の探知専門の警察捜索犬を投入した結果、タワークレーンのある東側27~28階で反応を示した」と発表していた。

 11日午後3時46分ごろ、光州西区(ソグ)の花亭アイパークマンション第2団地201棟の新築工事現場で、最上層の39階の床へのコンクリート打設工事中に崩壊事故が起き、タワークレーンが設置されていた建物の東側は25階まで、南側は23階まで崩壊した。この事故で作業中だった下請労働者1人が遺体で発見され、5人が行方不明となっている。

キム・ヨンヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1028797.html韓国語原文入力:2022-01-25 20:06
訳D.K

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