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韓国大統領選候補の好感度調査でイ知事が首位、ユン前総長とイ元首相も上位

登録:2021-08-21 06:46 修正:2021-08-21 07:13
左からイ・ジェミョン京畿道知事、ユン・ソクヨル前検察総長、イ・ナギョン元首相//ハンギョレ新聞社=パク・ソンミ//ハンギョレ新聞社

 イ・ジェミョン京畿道知事(共に民主党)、ユン・ソクヨル前検察総長(国民の力)、イ・ナギョン元首相(共に民主党)、チェ・ジェヒョン前監査院長(国民の力)など、韓国与野党の大統領選挙候補の支持率上位を対象にした好感度調査の結果、好感度が非好感度より高い候補は一人もいないことが20日、分かった。

 韓国ギャラップが今月17~19日、全国の成人1001人を対象に電話で面接調査を行った結果(信頼水準95%、誤差範囲±3.1%)、「好感が持てる」という回答は、イ・ジェミョン京畿道知事が40%で最も高く、ユン・ソクヨル前検察総長が29%、イ・ナギョン元首相が24%、チェ・ジェヒョン前監査院長が17%だった。「好感が持てない」の場合は、イ元首相が62%、ユン前検察総長とチェ前監査院長が58%で同率、イ知事が50%だった。

 ギャラップが3月9~11日に実施した好感度調査と5カ月後に実施した今回の調査を比較すると、ユン前総長は40%から11%ポイント下落し、好感度の下落幅がイ知事(6ポイント)やイ元首相(7%ポイント)より大きかった。非好感度もユン前総長は47%から11ポイント上昇した。イ知事は非好感度が43%から7ポイント上がり、イ元首相は56%から6ポイント上がった。

 ユン前総長は特に、3月の調査の時より「国民の力」支持層(19ポイント)や「無党派層(16ポイント)」で特に好感度の下落幅が大きかった。保守層でも10%ポイント下落した。イ知事も無党派層(12ポイント)での下げ幅が最も大きかった。イ元首相は民主党支持層で15ポイント落ちた一方、「国民の力」支持層では5ポイント上昇した。

 今回の調査で、共に民主党支持層内のイ知事に対する好感度は65%で、イ元首相は41%だった。進歩層では、イ知事が63%、イ元首相が38%だった。民主党の支持基盤を持つ全羅道で、イ知事の好感度は49%、イ元首相の好感度は45%だった。

 国民の力の支持層で、ユン前総長の好感度は66%、チェ前監査院長は34%だった。保守層ではユン前総長が54%、チェ前院長が28%だった。国民の力の支持基盤である大邱(テグ)・慶尚北道でユン前総長の好感度は39%、チェ前院長は23%だった。

 文在寅大統領の職務評価調査では「評価する」という回答が40%、「評価しない」という回答は52%であることが分かった。文大統領の職務遂行支持率は、先週の調査では36%だったが、今回の調査では小幅上昇した。評価する理由としては、「新型コロナへの対応」(33%)、「外交・国際関係」(15%)と回答した割合が高かった。少数回答の中には「国家功労者への礼遇」が含まれている。洪範道(ホン・ボムド)将軍の遺体奉還と韓・カザフスタン首脳会談など外交要因が反映されたものとみられる。

 政党支持率は、共に民主党32%、国民の力31%、支持政党のない無党派層24%だった。調査の詳しい内容は韓国ギャラップまたは中央世論調査審議委員会のホームページを参照。

オ・ヨンソ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/1008477.html韓国語原文入力:2021-08-2021:27
訳H.J

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