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5月初旬、韓国輸出81.2%急増…乗用車・自動車部品が主導

登録:2021-05-11 20:25 修正:2021-05-12 10:57
クリップアートコリア提供//ハンギョレ新聞社

 韓国では5月1日から10日までの輸出額が昨年同期比で81.2%増加した。乗用車と自動車部品の輸出増加率が300%を上回ったことに加え、昨年輸出量が急減したことによる基底効果も作用した。

 関税庁は今月1~10日の輸出額が125億ドルで、1年前に較べ81.2%増加したと明らかにした。操業日数は5.5日で、昨年同期(5日)に比べて増えたが、それを考慮しても一日平均の輸出額は13億8千万ドルから22億7千万ドルへと64.7%増えた。

 品目別に見ると、半導体(51.9%)、乗用車(358.4%)、石油製品(128.2%)、無線通信機器(97.2%)、自動車部品(316.6%)、精密機器(64.1%)により輸出が増加した。輸出が増えた相手先国家は、中国(45.5%)、米国(139.2%)、欧州連合(123.2%)、ベトナム(87.2%)、日本(51.1%)、中東(5.9%)などだ。

 輸入も146億ドルで、1年前に比べ51.5%増えた。今月1~10日の貿易収支は21億6300万ドルの赤字だが、今年1月から5月10日までを累計した貿易収支は86億2100万ドルの黒字で、昨年同期に比べ黒字の規模が二倍以上に拡大した。

 品目別に見ると、原油(202.0%)、半導体(24.1%)、石油製品(184.7%)、乗用車(209.9%)などの分野で輸入が増加した。国家別に見ると、中国(23.7%)、米国(116.0%)、中東(142.0%)、欧州連合(10.2%)、日本(51.3%)、オーストラリア(18.8%)などで増加傾向があらわれた。

イ・ジヘ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/994655.html韓国語原文入力:2021-05-11 09:58
訳J.S

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