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文大統領、コロナワクチン接種現場を訪問…韓国初の接種を見守る

登録:2021-02-26 10:11 修正:2021-02-26 13:41
文在寅大統領が今月26日午前、ソウル麻浦区の保健所を訪問し、リハビリ施設の従事者であるキム・ユンテ医師(プルメ財団ネクソン子どもリハビリ病院)がコロナワクチンを接種する様子を見守っている/聯合ニュース

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が26日午前、ソウル麻浦区(マポグ)の保健所を訪れ、韓国初の新型コロナウイルスのワクチン接種を見守った。

 文大統領は保健所の施設を視察した後、チョン・ウンギョン疾病管理庁長とともに午前9時にプルメ財団ネクソン子どもリハビリ病院のキム・ユンテ医師がコロナワクチンを接種する様子を確認した。国内の新型コロナ予防接種は、全国65歳未満の療養病院、療養施設、精神療養、リハビリ施設の従事者と入院・入所者を対象に、午前9時から全国同時に開始された。

 療養病院は病院内の医療人員を活用した独自接種方式と、療養施設など事前に契約された医師または保健所の訪問接種チームの訪問接種方式で行われる。ワクチン廃棄量の発生を防ぐため、療養病院・施設の接種対象者の一部は保健所を訪問して接種する。この日接種を始めたアストラゼネカ製ワクチンは、1バイアル(瓶)当たり10ドース(回分)。機関ごとの接種対象者を10人単位で分けなければ残ったワクチンは廃棄しなければならないため、保健所接種も並行する。

 大統領府側は「安全かつ迅速な予防接種を通じて国民が早く日常を回復するよう督励する趣旨で文大統領の訪問スケジュールを決めた」と説明した。

イ・ワン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/984622.html韓国語原文入力:2021-02-26 09:49
訳C.M

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