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在韓米軍、年内にワクチン接種開始

登録:2020-12-24 02:52 修正:2020-12-24 09:30
新型コロナワクチンの接種計画を伝える在韓米軍のロバート・エイブラムス司令官の23日付の公文書//ハンギョレ新聞社

 在韓米軍は近日中に、現場の医療スタッフを優先して新型コロナウイルスワクチンの接種を始める。

 在韓米軍のロバート・エイブラムス司令官は23日、在韓米軍公式フェイスブックを通じて「米食品医薬品局(FDA)は、モデルナのコロナワクチンを総合的に検討した結果、緊急使用を許可した。数日後には、在韓米軍はモデルナのワクチンの供給を受け、戦力と共同体を守るための接種を開始する」と明かした。エイブラムス司令官は、国防総省のガイドラインに則り、最初の接種を受けるのは「第一線で活動中の医療スタッフになる」と述べた。これにより、京畿道の平沢(ピョンテク)の米軍基地「キャンプ・ハンフリーズ」内にある医療施設「ブライアン・オールグッド」病院に勤務する医療スタッフを対象として、年内にワクチンの接種が行われる見通しだ。今回、在韓米軍が供給を受けることになるワクチンはモデルナ社のワクチンだが、21日にバイデン次期大統領が接種を受けたのは、11日に緊急使用許可が出たファイザー社のワクチンだった。

 軍の消息筋もこの日、「在韓米軍向けの米国防総省によるコロナワクチンの初期補給量は、今週中に韓国に補給される予定。早ければクリスマス前となるだろう」との予想を示した。

 これに対し、韓国で本格的なワクチン接種が始まるのは、英製薬会社アストラゼネカ社が開発したワクチンが到着する来年2~3月ごろになるとみられる。

キル・ユンヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/975626.html韓国語原文入力:2020-12-23 17:35
訳D.K

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