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ト文体部長官とキム体育相、ジャカルタで非公開南北会談

登録:2018-08-20 06:31 修正:2018-08-20 10:20
ト・ジョンファン文化体育観光部長官(右)とキム・イルグク北朝鮮体育相が1月20日、スイスのローザンヌでトーマス・バッハ国際オリンピック委員会(IOC)委員長と会っている//ハンギョレ新聞社

 ト・ジョンファン文化体育観光部長官とキム・イルグク北朝鮮体育相の「ジャカルタ会合」で、どのような結果物が出ただろうか。

 ト長官とキム体育相は19日夕方、2018アジア競技大会(ジャカルタ・パレンバン)が開催されているインドネシアのジャカルタの某所で、非公開で会談し、南北スポーツ交流協力方案について協議したという。

 17日午後に現地に到着したト・ジョンファン長官は翌日、国内取材陣に「来年ソウルで開かれる全国体育大会は100回目を迎え、非常に意味が深い。100年前に朝鮮体育会が発足した当時は、南と北の区別がなかった。来年の全国体育大会で南と北で何ができるかについて、今回キム・イルグク体育相と会って話し合う予定」だと明らかにした。大韓体育会の前身である朝鮮体育会は1920年7月13日に設立された。

 ト長官はさらに、先月の平壌(ピョンヤン)に続き、ソウルに場所を変えて開かれる南北統一バスケットボール大会の具体的な日程と場所も、キム・イルグク体育相との今回の会談で協議すると明らかにした。彼は統一バスケットボール大会の開催時期は10月中旬の2018~2019シーズンのプロバスケットボール開幕(10月13日)以前になると述べた。ト長官はまた、定期的な南北体育会談が可能かどうか、そして来年の光州世界水泳選手権大会に北朝鮮が出場できるかどうかについても議論する予定だと明らかにした。

 ト長官は「平昌(ピョンチャン)冬季五輪の開催など、今年はスポーツが国家の運命を変える決定的な役割を果たす年だ。南北関係が膠着状態にあっても、スポーツ交流は引き続き継続できる」として、南北体育交流の重要性も強調した。

 ト長官は文体部官僚を連れて17日夜にジャカルタ現地に到着しており、20日午前10時(現地時間)にジャカルタのグローラ・ブンカルノ(GBK)スポーツコンプレックスで開かれる女子バスケットボール南北単一チームのインドとの予選第3戦の試合を観戦して、翌日にはパレンバンへ渡り、カヌー・漕艇など南北単一チームの試合を観戦した後、国会常任委員会出席のために22日、韓国に帰国する予定だ。

ジャカルタ/キム・ギョンム先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/sports/sports_general/858284.html韓国語原文入力:2018-08-19 23:00
訳H.J

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