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北朝鮮、17日のコリアオープン卓球選手権に参加

登録:2018-07-05 23:45 修正:2018-07-06 07:41
5月、スウェーデン世界卓球選手権で南北女子卓球が単一チームを構成した。左からソ・ヒョウォン、キム・ナムヘ、チェ・ヒョンファ、ヤン・ハウン=大韓卓球協会提供//ハンギョレ新聞社

 北朝鮮の卓球選手が17~22日に大田(テジョン)で開かれる2018国際卓球連盟(ITTF)コリアオープンに初めて参加する。

 国際卓球連盟は5日、ホームページを通じて北朝鮮がコリアオープンに選手団を派遣すると公式発表した。北朝鮮が2002年釜山アジア競技大会と2014年仁川アジア競技大会など韓国で開かれた国際大会に選手団を派遣したことはあるが、韓国で開催される国際卓球連盟ツアー主催のオープン大会に参加するのは今回が初めてだ。

 コリアオープンは、団体戦はなく男女シングルと男女ダブルス、混合ダブルスなど5個の個人種目で技量を競う。北朝鮮代表チームは、女子の代表看板キム・ソンイをはじめ男女各8人になると発表された。

 北朝鮮のコリアオープン参加は、金英哲(キム・ヨンチョル)北朝鮮労働党副委員長兼統一戦線部長がこの日、韓国の訪朝団が泊まる高麗ホテルを訪問し、チョ・ミョンギュン統一部長官などと歓談し「今後南側で進行される卓球競技と昌原(チャンウォン)で開かれる射撃競技大会に北朝鮮側が参加するつもり」だと話して公式化した。

 これに先立って大韓卓球協会は、北朝鮮の参加を誘導するためにエントリー提出の締め切りを6月17日から21日に4日間延長したが、北朝鮮が21日までにエントリーを登録しなかったため不参加が確定するかに見えた。しかし、国際卓球連盟が北朝鮮の参加を促し結局実現した。国際卓球連盟は、これに先立って5月のスウェーデン世界選手権大会でも南北女子選手の単一チーム成功を積極支援した。

 北朝鮮選手団は8月に昌原で開かれる射撃世界選手権大会にも出場すると見られる。大韓射撃連盟関係者は「今年1月、国際連盟を通じて北朝鮮に昌原世界選手権大会への参加を要請したが、今回(金英哲副委員長が)参加を公式に明らかにし、北朝鮮選手団が韓国を訪れるとみている」と話した。

イ・チャニョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/sports/sports_general/852153.html韓国語原文入力:2018-07-05 21:10
訳J.S

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