世論調査専門機関の韓国ギャラップが、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の今後の職務遂行を尋ねる質問に回答者の88%が「よくやるだろう」と答えたと、25日明らかにした。共に民主党の支持率は初めて50%を突破した。
ギャラップが今月23~25日に全国成人1003人を対象に行った世論調査(95%信頼水準に標本誤差±3.1%p)によれば、文大統領の今後5年間の職務遂行展望について「よくやるだろう」と答えた回答者が88%、「失敗するだろう」と答えた人は6%と集計された。残り6%は意見を留保した。肯定回答は先週のギャラップ調査(16~18日)より1%上がった数値だ。
政党別支持率は民主党が51%で高止まりを続けた。先週の調査より3%p上がった数値で、ギャラップは「歴代の民主党系列政党としては初めて50%を超えた」と明らかにした。ギャラップは「第15代金大中(キム・デジュン)大統領の就任初年度である1998年に当時与党だった新政治国民会議の支持率が3月45%、6月43%、9月38%、12月40%を記録したことがある」と説明した。歴代の政党支持率の最高数値は、金泳三(キム・ヨンサム)大統領の就任初年度である1993年3月と6月に、当時与党だった民主自由党が記録した59%であった。
一方、自由韓国党は8%、国民の党は7%、正しい政党と正義党はそれぞれ6%と集計された。自由韓国党は先週と同じで、国民の党、正しい政党、正義党はそろって1%pずつ下落した。
今回の調査の詳しい内容は、ギャラップと中央選挙世論調査審議委員会ホームページで確認できる。