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大統領選候補の文在寅・潘基文、支持率格差が3.9から6.3%pに広がる

登録:2017-01-20 00:16 修正:2017-01-20 16:22
世論調査会社のリアルメーターが毎日経済新聞の依頼で16~18日、全国の成人1507人を対象に調査し、19日に発表した1月3週目の次期大統領選挙の有力候補に対する支持率調査(単位:%)//ハンギョレ新聞社

 共に民主党の文在寅(ムン・ジェイン)元代表が「リアルメーター」の大統領選挙候補支持率調査で、潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長との格差をさらに広げ、3週目も1位を維持したことが分かった。支持率の格差は3.9%ポイントから一週間で6.3%ポイントへとさらに広がった。

 世論調査会社のリアルメーターが毎日経済新聞の依頼で16~18日、全国の成人1507人を対象に調査し、19日に発表した1月3週目の週間集計結果を見ると、文元代表の支持率は先週より2.0%ポイント上昇した28.1%を記録した。今回の調査期間中「軍服務期間短縮」を提案し、「雇用政策構想」を発表した文元代表は、大邱(テグ)・慶尚北道を除く全地域で首位を維持した。文元代表の支持率は忠清(チュンチョン)圏・首都圏、30代以下、民主党支持層、中道層において上がり、全羅道と正しい政党支持層においては下がった。

 潘基文前総長は「国民大統合」を掲げ全国巡回に乗り出したが、はっきりしない態度などのために、先週より支持率が0.4%ポイント下がった21.8%を記録した。潘前総長の支持率はソウルで大幅に下落し、大邱・慶尚北道、20代と60代以上、セヌリ党・民主党支持層、中道層では下がった一方、京畿・仁川(インチョン)、30代と40代、正しい政党支持層、進歩層で上昇した。

 調査期間に「国土保有税新設」と「基本所得の導入」などを主張した李在明(イ・ジェミョン)城南(ソンナム)市長は、前週比2.7%ポイント下がった9.0%の支持率で3位を守った。李市長は首都圏・全羅道、20代・50代、国民の党・正しい政党支持層、進歩層・中道層からの支持率が下がった。安哲秀(アン・チョルス)元国民の党常任共同代表(7.4%、0.4%ポイント下落)との格差は、再び誤差範囲内に縮まった。

 安煕正(アン・ヒジョン)忠清南道知事は0.9%ポイント下がった4.0%、今回新たに調査対象に含まれた黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行も4.0%を記録し、共同5位を占めた。朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は3.2%(1.2%ポイント下落)で7位、正しい政党の劉承ミン(ユ・スンミン)議員が2.2%(変動なし)で8位、新たに調査対象に含まれたシム・サンジョン正義党常任代表が1.9%で9位、孫鶴圭(ソン・ハッキュ)元民主党顧問が1.8%(0.5%ポイント下落)で10位を記録した。

 今回の調査は無線電話(90%)と有線電話(10%)を活用して行われ、95%信頼水準で標本誤差は±2.5%であり、回答率は14.4%(ダイヤリング総数は1万468人で、1507人が回答済み)だ。

キム・ジンチョル記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/779385.html 韓国語原文入力:2017-01-19 16:06
訳M.C(1386字)

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