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アーミテージ 「安倍、神社参拝すれば全てを失う」

登録:2013-11-01 23:57 修正:2014-09-05 20:43
リチャード・アーミテージ前米国国務部副長官

 リチャード・アーミテージ前米国国務部副長官(写真)が "(安倍晋三日本総理が)靖国神社を参拝すれば、これまでに積み上げた全てのものをダメにする(悪)影響があるだろう" と警告した。

 アーミテージ副長官は10月31日、東京都某所で自民党幹部と会い安倍総理の神社参拝と慰安婦動員過程で軍の介入を認めた‘河野談話’否定など、最近の日本による歴史修正の動きに深い憂慮を表わしたとし、<毎日新聞>が1日このように報道した。 これに先立ちカット キャンベル前米国国務部東アジア太平洋担当次官補も10月30日、東京で開かれたある討論会に送った映像書信で安倍総理が靖国に参拝すれば "韓国、中国との関係を不安定にさせる恐れがある。 慎重でなければならない" という意見を明らかにした。

 アーミテージ前副長官は、前職だがオバマ米国行政府の対日政策に圧倒的な影響力を行使す代表的な知日派と知られており、今回の発言は安倍総理の神社参拝を望まない米国政府の意中が強く反映されたものと解説できる。 米国政府は10月3日‘米-日安全保障協議委員会’(2+2会議)出席のために訪日したジョン・ケリー国務長官とチャック ヘーゲル国防長官が千鳥が淵の戦没者霊園を参拝する方式で安倍総理に靖国神社参拝自制を圧迫した経緯がある。 それでも安倍総理の年内参拝説が絶えないと見るや、より直接的な方式で米国の意を日本に伝達したという分析が出ている。 新聞も「(総理の神社参拝による)日-中、日-韓関係を憂慮する米政府内の雰囲気を間接的に伝えられた" と解説した。

 一方、アーミテージ前副長官と共に自民党幹部に会った米国戦略国際問題研究所(CSIS)のある幹部は「日本が(慰安婦問題に)強硬姿勢を維持するならば、米国議会が背を向けるだろう」とし、慰安婦問題が米-日関係を悪化させる要因になり得ることを警告した。

東京/キル・ユンヒョン特派員 charisma@hani.co.kr 写真ロイターニュース1

https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/609537.html 韓国語原文入力:2013/11/01 22:00
訳J.S(1011字)

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