‘国家情報院大統領選挙介入事件’の核心人物である国家情報院職員キム・ハヨン氏が極右指向のインターネット サイトである‘日刊ベスト保存所’(イルベ)事務室が入居しているビルでコメント作業をしていたという主張が提起された。
民主党‘国家情報院大統領選挙介入真相糾明特別委員会’所属議員は12日午前、国会政論館で記者会見を行って「国政調査期間に提出されたキム氏のIP接続内訳を分析した結果、ソウル 江南(カンナム)通りにあるHビルディングで昨年8月29日から宿舎が公開される一日前の12月10日まで100余日間154回にかけて‘今日のユーモア’サイトに接続したと集計された」と明らかにした。 特に議員は 「キム氏が同じ期間に該当ビルに計17回以上出入りした」とし、 「ほとんど平日の午後2時~3時に立ち寄ってビル内のコーヒーショップで普通2時間程度、掲示文作成と賛否クリックをしたものと見られる」と主張した。
議員は更に続けて「今年4月に検察が押収捜索したインターネットサイト8ヶ所の中の1ヶ所であるイルベ事務室もHビルディングに入居していた」 と明らかにした。 議員は「昨年12月11日、キム氏の宿舎として公開されたSオフィステルもHビルディングのすぐ後のブロックに位置している」と話した。 議員はこれを根拠に「キム氏が最も頻繁に出入りした建物に国家情報院連係疑惑を受けている‘イルベ’の事務室があるという点は釈然としない」として 「国家情報院とイルベの間に連結リングがあったのではないか、後続捜査が必要だ」と促した。
議員はまた、警察の捜査過程でキム氏の共犯として名指しされた国家情報院職員イ・某氏、民間人イ・某氏も‘今日のユーモア’サイトに同じ日、同じ時間に接続した場所もHビルディングだったと付け加えた。
オンラインニュースチーム