座談会参席者の多くが朴槿恵(パク・クネ)政権の序盤6ヶ月が以前の政権に比べて相対的に "静かだ" と評価した。 ここには "何もしない" と "静かに事態を進展させている" という意見が混在していた。 だが「言論遮断で問題を覆い隠している」とか 「放送が(政権に不利な)報道をしない」と指摘するなど、過去の政府とは違う言論環境のために実状とは違い静かに感じられているだけという診断も出てきた。
ユ・ソンヒ氏は「最近、大学教授たちが時局宣言をした。 言論を遮断していると、それで(国民の)耳と目を塞いでいるとし発表をした。 (以前の時局宣言は、保守・進歩指向が分かれていたが、)今は保守・進歩が混ざっている。 なぜ教授たちがこのような発表をしたかを考えてみなければならない」と話した。
キム・チョルサン氏も「(朴槿恵(パク・クネ)政府の6ヶ月が)平穏だと言ったが、平穏なのではなく放送が報道しない。 私が見るには今とても騒々しい。 国家情報院事件も解決されていないし」と反問した。 彼は「盧武鉉政府時は、保守言論が強く批判を加えた時期で、李明博政府でも放送で(ろうそく集会の報道が)すさまじかったではないか。 今でも(ろうそく集会に)非常に多くの人々が集まっている。 ところが、放送や新聞にはほとんど出てこない。 これは問題がないのではなく問題を覆い隠しているということ」と話した。
シム・ジェワン氏も「何時の間にか強く(言論)統制しているように見える。 社会がとても平穏に見えるので‘こんなに突然静かになりうるか?’という気がする」として直前になされた指摘に相槌を打った。
ソンチェ・ギョンファ記者