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法務部、検察総長推薦委 急いで構成…退くMB ‘保衛用’?

登録:2013-01-08 00:00 修正:2013-01-08 01:45
検察を去るハン・サンデの後にはチェ・ジェギョン中央捜査部長。ハン・サンデ検察総長が11月30日午前、辞退記者会見を終えてソウル瑞草洞(ソチョドン)の最高検察庁を出て記者たちの質問を受けている。 後方にチェ・ジェギョン最高検察庁中央捜査部長の姿が見える。 パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr

 法務部が現在コン・ソクイン検察総長候補者を推薦するために検察総長候補推薦委員会を構成した。 朴槿恵(パク・クネ)大統領当選人側と事前協議したと見られるが、手続きだけ見るならば現政権のクォン・ジェジン法務部長官が次期政府の検察総長候補者を指名する格好になり論難が起きている。

 法務部は7日検察総長推薦のために当然職5人、非当然職4人を候補推薦委委員に任命または委嘱したと明らかにした。 当然職委員はクク・ミンス法務部検察局長、クォン・スンイル法院行政処次長、シン・ヨンム大韓弁護士協会長、イ・グァンヒ韓国法学教授会長、シン・ヒョニュン法学専門大学院協議会理事長だ。 非当然職委員にはチョン・ソンジン前法務部長官、キム・ソンウク梨花(イファ)女子大総長、シン・ソンホ前<中央日報>論説委員、クァク・ペヒ韓国家庭法律相談所長が委嘱された。 委員長はチョン・ソンジン前長官だ。

 これまで検察総長の人選は大統領府と法務部のごく少数の人々だけが参加して非公開で決定されてきた。 しかし2011年9月検察庁法が改正・施行され検察総長候補推薦委制度が導入された。 外部の声が反映される道が開かれた形だが、委員会を構成したのは今回が初めてだ。

 法務部は検察総長候補者として相応しい人物の推薦を受けるためにこの日ホームページ(moj.go.kr)に推薦書様式などを公告した。 推薦期間は8日から14日までであり、被推挙者は法曹経歴15年以上でなければならない。 個人、法人または、団体も書面で推薦できる。 推薦委は審査対象者の適格可否を判断して検察総長候補者として3人以上を法務部長官に推薦し、長官は推薦内容を尊重して総長候補者を大統領に任命推薦することになる。 候補推薦委の最初の会議は今月末に開かれる予定だ。

 朴槿恵(パク・クネ)当選者のパク・ソンギュ スポークスマンは「改正検察庁法により進行される手続きと承知している。 一部の言論は現政権と新政府が神経戦を行うのではないかと言っている。 そんなことはない」と語った。 パク スポークスマンは「その手続きが進行されるのに2ヶ月程度かかる。 それなら新政府がスタートした時期に(新検察総長を)任命することができる」と話した。

 しかしクォン・ジェジン長官の提案権行使が不適切だという批判も出ている。 パク・ヨンソン国会法制司法委員長は民主党院内対策会議で「検察の改革がなぜ必要なのか、責任を負わなければならない人がクォン長官だ。 そのような人が次期検察総長の任命に関与するのは話にならない」と語った。

キム・ジョンピル、シン・スングン記者 fermata@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/568665.html 韓国語原文入力:2013/01/07 22:50
訳J.S(1276字)

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