本文に移動

"現代車 非正規職の88%が不法派遣労働者"

登録:2012-11-08 22:36 修正:2012-11-09 06:39

 現代自動車非正規職労働者の88%が今年3月現在で入社後2年を超えて仕事をしていると調査された。 最高裁の‘現代車社内下請け不法派遣’判決により、2年以上仕事をした社内下請け労働者は元請け業者が正規職として雇用しなければならない。

 現代車正規職労組である全国金属労働組合現代車支部は蔚山(ウルサン)・牙山(アサン)・全州など現代車の3ヶ工場の生産工程に従事する非正規職8006人中 6299人を調査した結果、調査対象の87.8%である5531人が2年以上にわたり非正規職として勤務してきたことが分かったと8日明らかにした。 調査は去る3月末に行われ、対象者の平均在職期間は8年7ヶ月29日だった。

 現代車労組はこれを根拠に‘社内下請け労働者3000人だけを新規採用する方式で2016年まで段階的に正規職へ切り替える’という会社方針には根拠がないと主張した。 キム・サンノク金属労組現代車非正規職支会政策部長は「現代車が2010年7月に最高裁の不法派遣判決以後、社内下請け労働者をほとんど採用しなかったために、現時点で再調査をするなら、殆どすべての社内下請け労働者が2年以上勤めてきたことが明らかになるだろう」と話した。 クォン・オイル現代車労組対外協力室長も「事実上、生産工程のすべての非正規職を正規職に切り替えなければならない。 現代車は既存新規採用案を廃棄し、不法派遣問題を解決する進展した方案を提示しなければならない」と話した。

 現代車側は「最近1500人余りを正規職である嘱託契約職に切り替え、社内下請け労働者は6800人余りに減っており、社内下請け労働者が集団で訴訟を起こしたので判決に則り後続措置をとる」と明らかにした。 蔚山/チェ・サンウォン記者 csw@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/559789.html 韓国語原文入力:2012/11/08 22:04
訳J.S(909字)

関連記事