原文入力:2012/08/24 22:37(1297字)
代議員 反対多数で審議保留…社内下請け‘特別交渉要請’受け入れ不可
非正規職労組 "交渉妥結に汲々として会社案受け入れには絶対反対"
現代自動車労組は、24日臨時代議員大会を開き、非正規職労組の要求により会社側との今年の本交渉で社内下請け非正規職問題を分離して協議しようとしたが、代議員多数の反発で審議を保留することにした。 これに伴い、労組は今後会社側との交渉で、賃金引き上げなど基本案件と共に非正規職関連要求案も継続協議していくことになった。 これに対して非正規職労組は、「現代車会社側が不法派遣を認めない状態で、正規職労組が交渉妥結に汲々として、非正規職問題に関し会社案を受け入れることには反対する」と明らかにした。
全国金属労働組合現代自動車支部は、この日午後、蔚山(ウルサン)工場文化会館で臨時代議員大会を開き、非正規職正規職化および差別解消共同要求案を会社側との交渉案から除外する問題を議論したが、案件上程段階から代議員多数の反発にあい、結論を出せなかった。 代議員は 「交渉進行途中で、要求案を変更する交渉前例を作ってはならない」 「非正規職支会の要請があるといっても、正規職労組が最後まで非正規職問題を共に抱きかかえて行かなければならない」等の意見を提示した。 これに伴い、労組は会議途中で拡大運営委員会を開き、この問題に対する審議をついに保留することを決定した。
労組は「利害当事者の要請を電撃的に受け入れて非正規職問題に対する論議を終わらせようとしたが、代議員の意見が交錯して結論を出すことができなくなった」として「今後非正規職支会と十分に疎通し、共に非正規職関連交渉を繰り広げるだろう」と明らかにした。 先立って労組は、去る16日会社側が、本交渉で社内下請け労働者3000余名新規採用案を出して意見折衝を行ったが、非正規職労組が 「不法派遣を認めないで縮小・隠蔽する案」と反発し、全ての社内下請け労働者の正規職転換を要求して産みの苦しみを味わった。 結局去る22日非正規職労組が、社内下請け問題を正規職本交渉で扱わずに、不法派遣特別交渉に移すことを要請することでこの日代議員大会を開くことになった。
この日、正規職労組の代議員大会を見守った非正規職労組は「代議員大会の結果について正しいとか誤りだとか言う状況ではない」と前置きした後「現代車会社側が不法派遣を認めない状態で、正規職労組が交渉妥結に汲々として、非正規職問題に関して会社案を受け入れることだけは命がけで反対する」と明らかにした。
この日正規職労組は残業なしで正常操業をしたが、非正規職労組は昼間組が午後4時間の部分スト、夜間組は全面ストを行った。 蔚山(ウルサン)/シン・ドンミョン記者
原文: 訳 M.B