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李大統領「DMZでの事故に胸が痛む…南北のもつれを解きほぐす」

登録:2026-10-02 06:17 修正:2026-10-02 11:07
「国軍の日」記念演説 
「戦時作戦権の返還で自主国防を完結」 
「北朝鮮側が対話の再開に協力することを期待」
李在明大統領が1日、忠清南道・鶏龍台で開かれた第78周年「国軍の日」記念行事で敬礼している/聯合ニュース

 李在明(イ・ジェミョン)大統領は1日、「2030年代半ばには韓国の技術による原子力潜水艦の建造を必ず成功させる」と述べた。

 李大統領はこの日、忠清南道・鶏龍台で開催された「国軍の日」78周年記念式典での演説で、「自主国防はすなわち主権だ」としたうえで、「今後、戦時作戦統制権の移管をもってそれを完結させることで、反世紀にわたって続いてきた自主国防の夢を国民と共に必ず実現させる」と語った。

 また、非武装地帯(DMZ)で任務遂行中に地雷爆発事故に遭い負傷した将兵たちにも見舞いの言葉を掛けた。李大統領は「先日、非武装地帯で不慮の事故により負傷した将兵たちのことを思うと、今も胸が痛む」とし、「私たちが享受している平凡な一日が、誰かの危険の上で成り立っていることを改めて思い知らされた。一日も早い快復を祈るとともに、ご家族の皆様に心からのお見舞いを申し上げる」と述べた。

 その上で李大統領は、「平和」を強調した。「この地の平和と繁栄は、誰かが代わりに作り出してくれるものではなく、私たち自ら作り出すものだ」としたうえで、「最も確実な安全保障とは、『戦う必要のない状態』すなわち『平和』を築くことだ。南北は朝鮮半島の平和のために『共に勝つ道』を見出し、信頼を築いていかなければならない」と語った。さらに「信頼は一言で築かれるものではない」とし、「言葉と行動が一致して初めて、少しずつ(信頼が)積み上がっていく。韓国政府は、南北間の軍事的緊張を緩和するための実質的な措置を一貫して続けていく」と述べた。

 李大統領はまた、「南北関係は複雑にもつれ合っているが、今後も忍耐強く、一つひとつ解きほぐしていく」とし、「信頼を回復し、断絶された対話を復活させる道を、北朝鮮側も今こそ共に歩んでくれることを期待するとともに求める」と語った。

 李大統領は「国防改革」も提示した。李大統領は「人工知能(AI)と有人・無人複合システムを高度化し、これに合わせて軍構造を再編するとともに、国防態勢全般を再設計することで『スマート精鋭強軍』へと必ず飛躍する」とし、「ミサイルの脅威を早期に探知・迎撃・対応できる韓国型3軸システムを高度化する」と述べた。特に、高エネルギーレーザー迎撃兵器やAIに基づく指揮統制システム、高威力ミサイルなど、未来戦力の開発の早期実現により、韓国軍が主導する抑止および対応能力を画期的に高めていくと強調した。

 また、李大統領は「未来の戦争に備え、『国軍士官学校』を創設し、統合作戦能力を備えた世界一流の精鋭の将校を育成しなければならない」とし、「様々な意見を聞き、軍の意思を一つにまとめて、『国軍士官学校』の創設推進に迅速かつ果敢に取り組むよう要請する」と強調した。さらに「『選択的募兵制』を通じて技術集約型の下士官を増やし、兵力構造を幹部中心へと転換する」とし、「青年たちは、服役期間が短い『兵士』と、服役期間は長い一方、就職・教育など将来の設計が可能な『技術集約型下士官』のうち、希望する方式で服務方法を選択できるようにする」と述べた。

 軍の政治的中立義務についても言及した。李統領は「軍は国民の軍隊として、憲法を守り、政治的中立を遵守しつつ、国民の生命と安全を守る軍本来の任務に専念すると確信している」とし、「国民主権政府は、違法な戒厳令の残滓を清算してきた。残念ではあるが、軍内部の責任を厳正に問うとともに、防諜司令部や情報司令部を含む軍情報機関を全面的に再編するなど、民主的・制度的な基盤を強固に強化してきた」と語った。さらに「今後も決して、断じて軍による違法な内乱が二度と起こらないよう、わが軍が本来の任務にのみ専念できる文化と制度を定着させていく」とし、「指揮官たちから骨身を削る努力で、失われた国民の信頼を迅速に回復し、軍の名誉を正すための努力を尽くしてほしい」と述べた。

 一方、昨年の「国軍の日」記念式典に出席したチョ・ヒデ最高裁判所長官と、保守与党「国民の力」のチャン・ドンヒョク代表はこの日、出席を見送った。

ソ・ヨンジ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/1280345.html韓国語原文入力:2026-10-01 14:43
訳H.J

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