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在韓米軍司令官、「韓国に米中戦闘機対峙について謝罪」報道を全面否定

登録:2026-02-25 23:55 修正:2026-02-26 06:51
「訓練を事前通知…報告が遅れたことは遺憾」
1月13日、米国ハワイのホノルルで開催されたフォーラムで、ザビエル・ブランソン在駐韓米軍司令官が演説を行っている=在韓米軍公式サイトより//ハンギョレ新聞社

 在韓米軍は、西海(ソヘ)上で米中戦闘機が対峙したことに関連し、ザビエル・ブランソン司令官が韓国軍当局に謝罪したという一部の報道を全面否定した。

 在韓米軍は24日深夜に声明を発表し、「在韓米軍司令官が(アン・ギュベク)国防部長官との通話で、(西海での空中訓練が)事前に通知されたことを繰り返し強調した」とし、「この件が国防部長官と統合参謀長に適時に報告されなかったことについて遺憾の意を伝えた」と明らかにした。在韓米軍は韓国軍当局に事前に訓練計画を通知しており、韓国軍内部の報告体制の問題で国防長官などの把握が遅れたことが残念だという説明だ。

 これに先立ち、18日から19日にかけて京畿道烏山(オサン)基地から離陸した在韓米軍のF16戦闘機が、東シナ海の中国防空識別圏付近まで接近し、西海上で米国と中国の戦闘機と対峙する事態が発生した。

 アン・ギュベク長官は状況について報告を受け、19日にブランソン司令官へ直接電話で抗議した。その後、ブランソン司令官が中国の戦闘機と対峙した在韓米軍の西海空中訓練に関して韓国に謝罪したという報道が出た。これに対し、チョン・ビンナ国防部報道官は24日午前の会見で、ブランソン司令官の謝罪の有無について「通話内容の公開は差し控えたい」としつつも、「一部の当該報道内容が事実であると認識している」と説明した。

 在韓米軍の「謝罪」が既成事実化したことを受け、在韓米軍は声明を通じて「我々は警戒態勢を維持することについて謝罪しない」とし、まるで謝罪をしたかのようなニュアンスを漂わせたチョン報道官の会見内容に真っ向から反論した。ただし、在韓米軍は声明をウェブサイトに掲載したり、国防部担当記者団にメールで送付したりはしていない。

 在韓米軍は立場を尋ねる記者団に対し、「西海空中訓練に関する別途の立場はないが、最近のブランソン司令官の通話に関する報道に対する『質疑応答』に当たる回答はある」とし、記者団に個別に資料を送るなど問題を大きくせず、ローキー(控えめな)の対応を取っている。

 在韓米軍は、ブランソン司令官がペ・ヨンスン合同参謀本部議長とも電話で話したと明らかにした。在韓米軍は「ブランソン司令官は合同参謀本部議長との通話で、警戒態勢に影響を与える事項について自身の専門的評価を共有した」とし、「ブランソン司令官は韓米連合防衛体制と韓米の抑止力を堅固にすることに専念している」と述べた。これは、韓国政府が進めている飛行禁止空域の設定など、9月19日の南北軍事合意の復元に対する懸念を伝えたものとみられる。国防部は9・19軍事合意の復元に関して、駐韓米軍など米国と協議する方針を示した。

クォン・ヒョクチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/1246453.html韓国語原文入力:2026-02-25 14:46
訳H.J

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