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韓国陸軍「ヘリ墜落、2人死亡」…製造から35年の老朽機種

登録:2026-02-10 07:23 修正:2026-02-10 09:21
韓国陸軍の攻撃ヘリによる射撃=陸軍のフェイスブックより//ハンギョレ新聞社

 韓国の京畿道加平(カピョン)で訓練中の陸軍のヘリコプターが墜落し、搭乗していた操縦士と副操縦士の2人が死亡した。

 陸軍は9日、「本日午前11時4分ごろ、京畿道加平郡一帯で非常手順訓練中の陸軍のヘリコプター『コブラ(AH-1S)』が墜落した。原因は不明」と発表した。このヘリは午前9時45分ごろに基地を離陸して訓練をおこなっていたところ、基地から約800メートル離れた川に墜落した。

 乗っていた2人の准尉は民間の病院へ緊急搬送されたが、いずれも死亡した。非常手順訓練は、エンジン停止のような異常状態に類する状況下で緊急着陸に習熟する飛行訓練で、訓練時はエンジンを停止せず出力を下げて実施する。

 コブラは1980年代以降に導入された老朽化した攻撃ヘリだ。事故機種は1988年から1991年にかけて米国から導入されたもの。陸軍の関係者は「事故ヘリは1991年に導入され、総飛行時間は4500時間」と説明した。

 攻撃ヘリコプターは対戦車ミサイルやロケット、機関砲などを搭載し、敵の戦車や機甲部隊を攻撃することを目的に運用されるもの。コブラは1980年代以降、陸軍の主力攻撃ヘリとして任務を遂行してきたが、数十年たっているため機体が老朽化し、交換の必要性が指摘されていた。陸軍は2028年からコブラを退役させ、国産の小型武装ヘリコプター(LAH)に置き換える予定だ。

 陸軍は事故後、同型機(AH-1S)の運航を停止。陸軍本部参謀次長代理(軍需参謀部長)を責任者とする事故対策本部を立ち上げ、事故原因などの確認にあたっている。

 国防部によると、サウジアラビアを訪問中のアン・ギュベク国防部長官はこの日午前に陸軍ヘリ墜落事故について現地で報告を受け、迅速かつ徹底した処理と後続措置に万全を期すよう陸軍に指示した。

クォン・ヒョクチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/1244049.html韓国語原文入力:2026-02-09 13:54
訳D.K

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