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旧統一教会（世界平和統一家庭連合）の韓鶴子総裁=旧統一教会提供//ハンギョレ新聞社

　15日のミン・ジュンギ特別検察官（特検）チームからの出頭要請に応じない旧統一教会（世界平和統一家庭連合）の韓鶴子（ハン・ハクチャ）総裁が14日、「17日または18日に自主的に出頭する」と表明した。

　韓総裁側はこの日、報道資料を通じて、「韓総裁は特検から15日午前10時の出頭を求められているが、14日にソウル峨山病院で心臓のカテーテルアブレーション手術を受け、現在回復中。11日にソウル峨山病院での心臓内科診療の際には、再手術が必要との所見を受け、同日に不整脈が再発した状況」だとして、「これを証明する医療記録などを特検に提出し、数日間でも術後の回復のための期間を要請した」と主張した。

　さらに、韓総裁側は「このような状況が、特検の召喚に対する出頭拒否ではない点を明確にするために、17日または18日に自主的に出頭することを明示的に表明し、特検の指定に従って出頭し、誠実に調査に臨む」と明言した。

　これに先立ち特検チームは10日、韓総裁に15日に出頭するよう通知したが、この日、韓総裁側は、健康上の理由で欠席理由書を提出した。韓総裁が特検チームに欠席理由書を提出したのは、今回が3回目。韓総裁は尹錫悦（ユン・ソクヨル）政権に旧統一教会の懸案への支援を要請し、教団レベルでの人的・物的資源を提供した疑いが持たれている。