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韓米、第2次トランプ政権でも核協議グループを運営…近日中に開催

登録:2025-04-24 06:34 修正:2025-04-24 06:56
昨年6月10日午後、ソウル龍山の国防部庁舎で韓国と米国が第3回核協議グループ(NCG)会議を行っている=韓国国防部提供//ハンギョレ新聞社

 韓米両国が第2次トランプ政権でも韓米間の拡大抑止協議体の核協議グループ(NCG)を運営する方針であることが、23日に明らかになった。

 国防部関係者はこの日、ハンギョレの電話インタビューで、「近いうちに核協議グループ会議を開く方向で日程を調整している」とし、「近日になると思うが、まだ日程は確定していない」と述べた。

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領とジョー・バイデン前米大統領は2023年4月、韓米首脳会談後に合意した「ワシントン宣言」で、核協議グループを新設することにし、核潜水艦など朝鮮半島における米国戦略資産の常時展開を約束した。

 バイデン政権で作られた協議体であるため、核協議グループはトランプ政権では中止される可能性が高いとみられていた。ところが、国家間の合意で設置した協議体であるだけに、正常に運営することにしたというのが韓国軍当局の説明だ。

 これに先立ち、昨年12月4〜5日に韓米第4回核協議グループ会議が予定されていたが、12・3非常戒厳事態の余波で見送られた。当時、図上演習(TTX)が無期限延期されたのに続き、再び核協議グループ会議まで延期され、韓米同盟の安全保障協議に支障が生じているという懸念が高まった。

シン・ヒョンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/1193974.html韓国語原文入力: 2025-04-23 21:31
訳H.J

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